プロローグ
黒い画面から語り部がやってきた。
「百聞は、一見にしかずといいます。私たちが、この目で見たもの全てが本当に見たとおりの真実なのでしょうか?
確かに見たつもりでも、そこに隠された別な真実に気がつかない、そんなことがないとは言い切れるでしょうか?
これからご覧頂くのは、ある事件の真実を調査する二人のジャーナリストの物語です。」
概要
『'92冬の特別編』で最後に放映されたエピソード。
真実に迫った男たちに待ち受けているのは……
あらすじ
1997年、日本の人口が5年前の3倍に膨れあがるという社会問題が発生。そんな中、人口の3分の2を占める高齢者の自殺が急増していることを不審に思った、新聞記者の西村弘明(東幹久)と神野(森本レオ)は、あるガムのCMに目をつけ取材を進めていく。そして、そのCMに隠された恐ろしいメッセージを発見するのだった。
※公式サイトより引用
関連タグ
ここから先、重要な真実
「どうせ行くならパラダイス。カミカミカミカミ、ハッピーハッピー」
「パラダイス・ガ・ム♪」
パラダイスガムの陽気なCMのワンフレームにとてつもなく不気味なメッセージが刻まれていた。
「バイバイ65 65歳以上の者は自ら死を選べ」
この真実を知った西村は、今すぐ記事にしようと奔走する。しかし、車に追突されてしまう。神野は彼を庇った。その後不自然にやってきた救急車に運ばれてしまった。
たまたまいたテレビカメラに「ハッピー65の政策は陰謀である(要約)」と発言する。が、一旦しばらくお待ちくださいの画面が映った。
そこから件のCMのメッセージは次の内容に差し替えられていた……。
「この男を抹殺せよ」
と、西村を始末するように扇動していったのであった。
その後、待っていたのは、クチャクチャとガムを噛む群衆だった。
彼らに囲まれた西村は為す術もなく……
そこからCMの音声はスローになっていき……
「パラダイス・ガ・ム♪」
世にも奇妙な物語
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最後に
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