秩序なき咎人には、魂の救済を
※この記事は単行本未収録のネタバレ情報を含みます。 |
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概要
『SAKAMOTODAYS』に登場する組織「日本殺し屋連盟(殺連)」直属の特務部隊であり、殺し屋界の最高戦力。殺連が選定した危険性の高い殺し屋や殺連に仇なす者の抹殺を任務とする、殺し屋界の秩序(オーダー)を保つ存在。
定員数は10名だが定員に達したことはない。現在の構成員は8名→6名。
主人公の坂本太郎も過去に所属していた。
現在のメンバー
- 神々廻(シシバ)
左顎に傷のある長髪の青年。京都出身のため関西弁で話す。ORDERの中では比較的常識人だが、大嫌いなタマネギが料理に入っていると凶暴化する。武器はネイルハンマー。関西殺仁学院中退の26歳。身長180cm。
- 大佛(オサラギ)
ベールを被った華奢な女性。坂本が抜けた後に入った新入りのORDER。上司の神々廻と行動を共にすることが多い。武器は巨大な電動鋸。農家生まれで田舎育ちの21歳。身長175cm。
- 上終(カミハテ)
殺連史上最強のスナイパー。長距離狙撃のギネス記録保持者で有効射程距離は8キロ。「世界で最も影響力のある100人の殺し屋」に日本人で唯一選出された人物。極度の引きこもりですぐにテンパる性格。お天気お姉さんが好き。
- 沖(オキ)
長髪を束ねた眼鏡の男性。海外出張から帰国したORDER。細かく嫌みな性格で、部下の神々廻、大佛、上終から嫌われている。
長身の老人。沖にスカウトされたORDER。ギャンブル依存症で殺連に602億の借金がある。利息分しか働かない主義。
- 七夕(タナバタ)
プロミュージシャンの青年。沖にスカウトされたORDER。殺しからインスピレーションを受けて作曲するらしい。
過去に在籍していたメンバー
- 坂本太郎(サカモト タロウ)
本作の主人公。引退した元・伝説の殺し屋。1993年11月21日生まれの27歳。身長188cm。
現在は東京のはずれにあるのどかな町で、個人商店「坂本商店」を営んでいる。
- 南雲与市(ナグモ ヨイチ)
甘いマスクの長身男性。ORDERの中で1・2を争う実力者。隠密の名家出身で変装術の達人。掴みどころのない性格をしており、エスパーのシンでも心を読むことができない。坂本とはJCC時代からの同期。武器は巨大な六徳ナイフ。1993年7月9日生まれの27歳。身長190cm。
反殺連共謀罪により特A級抹殺対象となり除隊。
- 豹(ヒョウ)
大柄で逆立った髪型の強面男性。生真面目かつ優しい人物。殺し屋のセンスが無く性格的にも向いていないことを自覚しているが、血が滲むような努力を重ねて天才たちと肩を並べるに至った。武器はナックルダスター。JCC出身で坂本、南雲の先輩。
- 京(カナグリ)
映画が全ての男。坊主頭で映画のフィルムを模したマフラーを巻いている。マーダーフィルムの設立者で、殺し屋映画の監督兼脚本家兼カメラマン兼演出家を務める。殺連とスラーの対立映画を撮影するために、取材の一環としてスラーの一味と行動を共にしている。武器はカチンコ、カメラ、照明等の特注した撮影機材。
スラー共謀の容疑と殺連に対する隠蔽工作で特別指名手配され除隊。
- 篁(タカムラ)
「殺連の亡霊」と呼ばれる居合の達人。一太刀で東京タワーを切断する常識を超えた力を持つ。常にブツブツと何かを呟いており誰にも聞き取れないが、呆けているわけではない。いつからORDERにいるのか、殺連にとってどういう存在なのか、強さ以外の全てが謎の老人。身長163cm。
特A級抹殺対象となった坂本、南雲、有月憬(スラー)を追い詰めるが、篁の人格をコピーしたスラーに両断されて殉職した。
- 四ツ村暁(ヨツムラ サトル)
チューリップハットを被った長髪の男性。前会長暗殺の濡れ衣を着せられ地位を追われた殺連の元No.2。新体制派幹部の部下だった妻の慈乃を殺したことで息子の周に恨まれている。武器は刃物が付いた三節棍。
京都で元部下の神々廻に敗北。南雲により秘密裏に救出され、“動ける死体”として赤尾リオンの死の真相を探る取引を持ちかけられる。
世界最速の殺し屋を自称するORDERの元リーダー。四ツ村と共にORDERを発足させた人物。顔はチンピラだが実力は本物。
任務で受けた毒の影響で昏睡状態のまま延命治療を受けていたが、8年振りに目が覚めた。
その他
- 佐藤田悦子(サトウダ エツコ)
JCCで一番古株の女性教員。合気道の達人で若い頃は超武闘派の殺し屋。ORDERの誘いを蹴って教職についた。