佐藤田悦子

さとうだえつこ

漫画『SAKAMOTO DAYS』の登場人物。

概要

殺し屋の養成機関・JCCに所属する古参の女性教員。合気道の達人。

スラーの過去を探るためJCCに入学した朝倉シンから、データバンク発見への糸口として接触される。

初登場時は暗殺実戦演習にて、厳つい男性教員に付き添っていた。最も古株の人物が受け持つらしいこの授業なら何か聞き出せるだろうと目論んだシンがそこに潜り込んでおり、難なく男性を一蹴するが、直後彼女は細腕一本でシンを床に叩きつけ、その男性は助手で自身がお目当ての人物であると明かした。

しかし殺しの術を伝授する身でありながらも自分の教え子達には死んで欲しくないと願う彼女は、今の腕前では仮にスラーの許へ辿り着けても直ぐに殺されてしまうから、とシンの問いかけをはぐらかす。

後に赤尾晶や勢羽夏生の協力を得たシンから、うっかり殺意を抱いてしまう程の一撃を受け、短期間に目覚ましく成長した生徒達に感服し、データバンクの正体を語った。

歳の頃は不明。坂本太郎の回想内にて、若き日の彼や南雲与市達に指導していた頃から既にかなり大人びた風貌であったため、相当の高齢であると思われる。

現役時代は超武闘派の殺し屋で、その腕前を認められORDERへのオファーが届く程だったが、あまりに人が死に過ぎるこの世を憂いて、誘いを蹴り教職に身を振った。教員となってからは、それまで殺しに向かないと見なされていた合気道を指教し、殺し屋教育の必須科目となるまで浸透させている。