それはあなたを裁く救世主であり、奈落へ落とす執行者です。
(It feeds on the "evil" that seeps out during conversations.)
概要
たった一つの罪と何百もの善(One Sin and Hundreds of Good Deeds)とは、下部が折れた金属製の十字架に貫かれ、空中に浮遊している頭蓋骨の姿をしたアブノーマリティである。
分類名はО-03-03、危険度はZAYIN(ザイン)。
プレイヤーが管理者として赴任した最初の日に必ず収容することになるアブノーマリティでもある。
管理方法
作業時
属性 | ダメージ | E-Boxes | 悪い | 普通 | 良い |
---|---|---|---|---|---|
WHITE | 1-2 | 10 | 0-3 | 4-7 | 8-10 |
職員ランク | 本能 | 洞察 | 愛着 | 抑圧 |
---|---|---|---|---|
1 | 普通 | 高い | 高い | 普通 |
2 | 普通 | 高い | 高い | 普通 |
3 | 低い | 普通 | 高い | 低い |
4 | 低い | 普通 | 高い | 低い |
5 | 低い | 普通 | 高い | 低い |
クリフォトカウンター:なし
特殊能力
1.作業結果が良いと作業した職員のMPを回復させる
2.作業時すべての作業に成功すると部門内の全職員のMPを回復させる
作業内容に関係なく作業結果で良いを出した職員のMPを回復させる。
また、作業を一度も失敗せずに終えると部門内の全職員のMPを回復させる。
E.G.O
武器
名称 | ランク | 属性 | ダメージ | 攻撃速度 | 射程 |
---|---|---|---|---|---|
懺悔 | ZAYIN | WHITE | 5-7 | 普通 | 短 |
特殊能力:
1.正義ランクⅡ以上の場合、攻撃時5%の確率でMPを10回復
防具
名称 | ランク | RED | WHITE | BLACK | PALE |
---|---|---|---|---|---|
懺悔 | ZAYIN | 耐性(0.9) | 耐性(0.8) | 耐性(0.9) | 脆弱(2.0) |
特殊能力:なし
ギフト
名称:懺悔
部位:頭1
効果:HP2上昇、たった一つの罪と何百もの善への作業成功率10%増加
武器はWHITE属性なので、2日目以降でパニック職員が発生した際はこれで正気に戻すことが出来る。ただし振りが遅いので過度な期待はしないこと。
防具はPALE以外に耐性を持っているので序盤では重宝するだろう。
ストーリー
恐ろし気な外見をしてはいるが、積極的に職員を害することはない。時折歯をかみ合わせて音を発するが、これも特に警戒すべきものではない。
たった一つの罪と何百もの善は、人間によって告白される「罪」を糧に活動する。また、自身に罪を告白した人間の精神汚染を回復させる力を持つ。
しかし告白した罪に嘘が含まれていた場合、まばゆい光を放ち停電を発生させた。その後嘘を告白した職員は過去6年分の記憶を失った。
すべての職員が頭蓋骨に事実を告白すると期待してはいけない。
たいてい10の内の1つは真実ではない何かを言う。
それは嘘とは少し違う。それは無意識な自衛に近い。
彼らは本当のことだけを言わなければならないという事実に気づいている。
だが、一度でも行動の理由について間違いの言い訳を始めたなら、それはもはや告白ではない。
Library of Ruina
次回作にも幻想体として登場。
本作では立ち位置が異なり、彼自身と対峙することはないが…
余談
このゲームにおいて危険度はアブノーマリティの持つおおよその厄介さを指し示すものであるが、一番下のZAYINといえども扱いを間違えれば即座に甚大な被害をもたらすものも少なくない。
そんな中にあって、たった一つの罪と何百もの善は本当の意味で「無害」と言える希少な存在である。
機嫌が悪くなることも滅多になく、作業に失敗したからといって脱走したり暴れたりもしない。
誰もが一度は収容し、職員を大きく害することもなく時に恩恵を与えてくれる彼(?)を、プレイヤーたちは親しみを込めて「罪善(つみぜん)さん」と呼ぶ。原語版でも「One Sin」との愛称が付けられている。
そのデザインや人間の懺悔を聞き入れるという特性からも推察できる通り、モチーフは磔にされたイエス・キリストの像。
その名は小説『罪と罰』に登場する主人公の台詞に由来するとされ、この主人公のような思想を持つ人物がゲーム終盤に現れることからも、作品から受けた影響は大きいものと思われる。
関連タグ
LobotomyCorporation/Library_of_Ruina:登場作品
※以下、ネタバレ注意
- もう一つの特殊能力
白夜脱走時、作業内容が変化する
白夜が収容違反を起こしている最中は、作業内容が全て「懺悔」となる。
この作業は白夜によって12番目の使徒となった職員しか作業出来ない。
そして作業を完了すると、白夜に666のPALEダメージを浴びせ続けて鎮圧させる。
故に最凶のアブノーマリティである白夜に対する最終手段となる。