八百八町表裏化粧師
はっぴゃくやちょうひょうりのけわいし
石ノ森章太郎による日本の漫画作品。
概要
小学館『ビッグコミック』1983年11号(6月10日号)から1984年17号(9月10日号)にかけて連載された。江戸時代後期を舞台にしたのが特徴。
TBSの『ギミア・ぶれいく』内のコーナードラマとして全22話でアニメ化され、1990年10月9日から1991年4月30日にかけて放送された。
石ノ森の没後、映画化もされた後述。
主な登場人物
式亭小三馬(しきてい こさんば)(声優:神谷明)
実在の式亭三馬の息子という設定。現代で言うところのメイクアップアーティスト兼イベントプロデューサーで、既存のアイデアにとらわれない自由な発想で難題を切り抜ける。
花火 (声優:千堂あきほ)
血の繋がりが無い花火職人の亡くなった父親から譲り受け、式亭で働いている。小三馬に淡い恋心を抱いている。
史実上の老中で、小三馬の敵役。時には無理難題を吹っかけ式亭を潰そうとするが、裏をかかれる。
春永
小三馬の友人、江戸の腕利き絵師。
両助(声優:龍田直樹)
「式亭正舗」の若い番頭、販売企画担当。小三馬と出会い、更生する。あだ名は「両の字」。
小柳定九郎(こやなぎさだくろう)(声優:鈴木みえ)
仙台藩小柳家9男の若侍、書生。戯作家志望の宣伝文作家(コピーライター)。