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2012-10-28 20:18:30 バージョン

7TP

せぶんてぃーぴー

第二次世界大戦中にポーランド陸軍で使用された軽戦車

概要

ヴィッカース6トン戦車の購入

 ポーランドは1931年にイギリスのヴィッカース・アームストロング社よりヴィッカース6トン戦車50輌の購入契約を結ぶとともにライセンス生産権を入手した。その50輌うち38輌は、すべて双砲塔型(砲塔が車体に二つ付いたタイプのこと)のType Aだったが、後に半数以上が単砲塔型(砲塔が車体に一つ付いたタイプのこと)のType B仕様に改修された。

国産へ

 ポーランドでの国産型はヴィッカース6トン戦車を単に生産するのではなく、ポーランド独自の改良が試みられた。まず、アームストロング・シドレー製エンジンからより強力なザウラー製ディーゼルエンジンに換装を行い、これに伴いエンジンルームは戦闘室と同じ高さまで増積された。

また、双砲塔型はヴィッカースMk.Eに準じるが若干装甲が厚くされ、点検ハッチが車体前部に設けられた。単砲塔型は、主砲をボフォース37mm戦車砲としそれに合わせて砲塔も独自に設計がおこなわれ生産が1934年に開始された。

実戦

 1939年にドイツの侵攻に際し単砲塔型はポーランドが保有していた戦闘車輌の中で最も有力なものとして期待された。しかし、開戦までに生産されていた本車は130輌から140輌程度に過ぎず、実戦での活躍はごく限られたものだった。


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軽戦車

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