ルバンダ
るばんだ
概要
第1ビオトープリーガル島のデビルアスレチックに住んでいる人のような不気味な顔と9本指の足を持つ鳥獣類で、捕獲レベルは30。「怪鳥ルバンダ」とも。
性格は狡猾かつ残忍。口から幻覚作用のある幻惑の息を吐き出し、加えて擬態の一種であるアイソレーション(高速かつ緩急をつけて動くことで残像を残し、敵に自分の位置を探らせない方法。ルバンダは更に自身の匂いの量をも調節できる)と組み合わせることで相手の眼を惑わして予測不能で多彩な攻撃をしかける芸達者。
その性格や戦法、見た目の気持ち悪さと併せて高い捕獲レベル以上に美食屋達に嫌われている。
肉は食用としての価値はないそうだが、グルサバでは他の食えない猛獣と異なり鶏肉として普通に美味しく食べられている。
デビルアスレチックを進んでいたトリコと鈴にステージ5の相手と立ちはだかり(アニメではステージ3。ついでにオブサウルスも幻惑の息で軽くあしらった)、幻覚攻撃で彼を大いに苦しめるが、トリコを追っていたテリークロスに残像の中にいる自分を見破られて攻撃され、バトルウルフとしての才能の片鱗を警戒してその身を引く。
ゲーム版
ゲームではグルメサバイバル!から登場。幻覚攻撃を使わない分、大量の群れでエリアを飛び回って襲いかかる。
RPGのグルメモンスターズでは幻覚攻撃「イリュージョン」を使ってくる。
亜種
- エンジェルバンダ
白っぽいクリーム色の羽毛と紫色の足を持つ変種。「ルバンダ固有種」とも。
生息地の多様な生態系や生存競争を生きのびたことで、戦闘能力が上昇したそうだが、グルサバ2以降は捕獲レベルとともに通常種よりも弱くなっている。「天からの使い」と言われることもあるが、その名前と裏腹に狙った相手に残酷な死を与え、更に群れをなして襲われれば熟練の美食屋でも命の保証はない。
- 極楽ルバンダ
突然変異により更に醜悪な姿となった個体。「ルバンダ稀少種」とも。
赤く長い鼻と白い身体にピンクや黄色の極彩色の羽を持ち、モヒカンのようなトサカや眉毛、クジャクに似た尾羽が発達。色鮮やかでハデな外見が毒々しさを漂わせてより醜悪さを引き立てており、見るものすべてに恐怖と嫌悪感を抱かせる。
- スカイルバンダ
通常種に見た目は近いが、足の指は4本で身体能力が上がっている。出現エリアからして上記のルバンダもどきをオマージュしてると思われる。
鳥でありながらあまり空を飛ばない通常のルバンダとは異なり、この種は長距離飛行が可能で渡り鳥のように季節によって棲息する大陸や島を往復する。
- 般若ルバンダ
大抵の猛獣は顔を見れば逃げ出す程の般若や鬼のような形相をした白いルバンダの一種。「般若パンダ」と名前は似てるが無関係。
気性が荒く獰猛な性格で、一度怒り暴れだすと手がつけられないほど止まらないため非常に危険。