豊川悦司
とよかわえつし
概要
身長186cm、体重79kg。血液型はA型。
愛称は「トヨエツ」など。名前は「えつし」が正しい読みであり、「えつじ」ではない。
関西学院大学文学部中退。在学中は演劇部に所属していた。
大学中退後、「演劇集団 円」の研究生を経て渡辺えり子(現:渡辺えり)主催の「劇団3○○(さんじゅうまる)」に入団。同劇団で1989年まで活動した。
退団後、渡辺の紹介でアルファエージェンシーに所属。この頃からテレビドラマ・映画などに多く出演するようになる。
1992年には武田真治と共演した「NIGHT HEAD」がカルト的な人気を集めたほか、『きらきらひかる』で多くの新人賞を受賞するなどその演技が高く評価され、一躍話題となった。
1990年代はいわゆるトレンディドラマに数多く出演し、2000年代以降は映画を中心に活躍している。
長身に切長の目元が特徴的で、クールな役柄を多く演じている。また、中年期に入ってからは温厚で物静かな父親、というような立ち位置の役柄を演じることも増えている。
低音の落ち着いた声の持ち主で、朗読やナレーションなどもいくつかの番組で手掛けている。このほか、声優としてゲーム『ロストオデッセイ』の主人公やジブリ映画『アーヤと魔女』で主要な役を演じた。
テレビドラマの演出家・脚本家としても活動している。
人物
私生活では1997年に一般女性と結婚し、一男一女を儲けたが、2005年12月31日に離婚、子供は妻が引き取った。
その後2015年に別の一般女性と再婚し、一女が生まれたことを公表している。
バラエティ番組やワイドショーなどにはほとんど出演せず、プライベートを語ることは少ない。
だが、それにはちゃんとした理由があり「俳優が素の部分を見せてしまうと、自分自身をぶち壊してしまうという感覚がある。」という公私混同を好まない彼の性格から来る持論を語っている。
ただし、稀に出演した際には演技とはイメージの異なる明るい表情を見せている。
NHKの番組を好んで視聴しており、武田真一アナウンサーのファンであることを公言している。
また、吉本新喜劇の大ファンでもある。
2008年に自宅で過ごしていたところ、激しい痒みとじんましんを起こしたため救急搬送された。
なお、当日は知人と飲食店で鍋料理を食べており、鍋の具材が原因で起こったアナフィラキシーショックと診断されたが、何の食材が原因となったかは不明である(一部報道で牡蠣とも言われたが、事務所を通じて公式に不明とされている)。
本人は今までアレルギーの既往歴はなかったという。