決死にして必死にして万死の吸血鬼
『どうやら、また死んでしまったらしい。』
概要
CV:深見梨加
一人称は『俺様』。
死体城という古城にて眷属のトロピカレスク・ホームアウェイヴ・ドッグストリングスと共に暮らしている最古参の女吸血鬼。
キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード(忍野忍)の名付け親であり、吸血鬼としての親であり、人生の師匠であり盟友。系譜の上では阿良々木暦、死屍累生死郎らの祖母にあたる。
人物
キスショットや暦、生死郎らと違い、人間から吸血鬼となったのではなく、人間の怨嗟や怨念から生まれた真祖の吸血鬼であり、吸血鬼の弱点を殆ど克服し、完全に死亡しても復活可能な絶大な能力の持ち主である(ただし**復活するたびにエネルギーを消耗して体が子供化してしまう弱点もある)。
「自分が食うのは自分で殺した生き物だけ」
「空腹時はいい加減な物は食べてはならない」など、どこぞの美食屋(悪く言って偏食家)みたいに吸血鬼として食事は特殊な拘りがある(そのせいかうっかり餓死してしまう事も珠にあるらしい)。
『業物語』「あせろらボナペティ」にて、寝てる間に国を訪れた「うつくし姫」によって、国民が全滅して餓死したのがきっかけで、起き抜けの食事にうつくし姫ことアセロラ姫を選び、彼女と邂逅。一目で気にいって食べようとするが、アセロラ姫に掛けられた呪いのために食うどころか何度も死んでしまう。どうしても姫を食べたいデストピアは、説得の末にアセロラ姫を城に連れ帰って共同生活を送る事となった。
一緒に暮らしていく間に食事の為の「下ごしらえ」として姫に話し方、服装などいろいろ仕込んでいく間に、愛着が沸いてしまい。その一方で絶食の為にどんどん弱っていった。
それを危惧したトロピカレスクが、姫の抹殺を図って返り討ちに遭ったのをきっかけに、姫と別れることを決意するが、姫の希望で彼女の血を吸い、キスショットが誕生する事になる。
キスショットと別れた後も、現在までずっと社会の影で暮らしていたが・・・