CV:伊藤美来
人物
朝の前に現れた謎の少女。どことなく愛生に似ているが、眼鏡を付けておらず、朝に対しても敬語口調ではないなどの相違点がある。
この先、重大なネタバレが含まれます!!
→はい
その正体(ネタバレにつき注意!!!)
その正体は柏樹朝の幼馴染であった少女にしてAIの権威である井澤幸太郎博士の娘。
明るくて気丈な女性だった事がうかがえる。
母を早くに亡くし、父と近隣の住民によって育てられ、朝とは非常に仲が良かったのだが、若くして病で死亡してしまった為に朝は心に大きな傷を負ってしまった。
いつか朝と見た夏の大三角には思い入れがあるらしく、闘病中には夏の大三角をモチーフとしたペンダントを付けていたほど。
『恋愛フロップス』世界(現実側)におけるAI技術は彼女の脳のデータを基に井澤博士が発展させたものであり、その大元であるマザーAIを彼女の名前に倣って「アイ」と呼称した。
本作で朝が経験していたのは、より人間に近い思考を有する研究「Artificial Omniscient Intelligence」(略すとAoiとなる)の過程で恋愛感情を学習させる実験であり、アメリア・アーヴィング、白夢華、カリン・イステル、和泉沢愛生はそのためのNPCとして生み出された存在である。
彼女たちが向ける朝への好意が開幕からダイレクトだったのも学習が未熟だったが故(ちなみに、各々の出身国や外見は開発者たちの調査結果(どう見ても開発者の趣味であるが)や出身国が反映されている)。
つまりは、彼女たちは愛の娘あるいは分身とも言える存在なのである(つまり、EDで描写されたアメリア達の幼少期は愛の幼少期も基にしたものだと推測できる)。
実際に彼女達が真の意味で恋心に目覚めた際、幼少期の愛の記憶が映し出され、終盤では幼少期の彼女達が愛に変わる演出になっている。
特に自身の容姿に近い和泉沢愛生とは並々ならぬ関係性にあるようだ(名前も"愛"から"生"まれたに由来しているのだろうか)。