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預金の編集履歴

2024-10-06 21:42:57 バージョン

預金

よきん

金融機関に金銭を預けることを指す。

金融機関、特に銀行に金銭を預けることを指す。また、その金銭。「あずけきん」と読む場合がある。

一般個人が遣う「普通預金」と、業務上の決済用の「当座預金」の主に2種類がある。


銀行は預金の一部を企業や個人に貸し出し、その利息収入で利益を得るというビジネスモデルであり、したがって預金の多さは企業力と信用の大きさに直結する。

逆に「あの銀行は潰れるぞ」という噂が立つと、本当は潰れないはずなのに預金者たちが一斉にお金を引き出す「取り付け騒ぎ」に発展してしまい、結局本当に潰れてしまったということが過去に何度もあった。これを防ぐため、潰れた銀行の預金は1,000万円まで預金保険機構が保証してくれることになっている(ペイオフ制度)。

また銀行は日々の預金の激しい出し入れの中に経営が左右されないよう、常に自己資本と運転資金(底溜まり資金)を一定に保つ必要がある。そのため中央銀行から超短期の借金をしたり、自己資本に組み込めるタイプの債券などを発行したりしている。


銀行に預金を預けておくと、ささやかながら利息がつく。毎月定額を預金する「定額預金」、例外を除いて一定期間は絶対に引き出さないという「定期預金」は銀行にとっては預金を確保できる有難いものであり、預金者は少し高めの利息をつけてもらえる。

利息は国の政策金利によって左右され、バブル崩壊以降デフレに悩まされている日本の低金利政策下では、長年利息がほとんどつかない状態が続いた。


諸事情により銀行が信用できない、銀行に預けた記録を残したくない、銀行口座が作れないなどの場合は、タンスや本棚の裏などに金を隠すこととなる。これを「タンス預金」と呼ぶ。


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