時は1600年
戦国時代も終わりが見え始めた時代
霊峰英彦山にて暴れまわる山賊の1団が居た。
あまりの無法ぶりに怒りを覚えた英彦山を根城とする大天狗豊前坊は部下の天狗を率い自ら討伐へと赴くと恐れをなした山賊は何かを投げて寄越し逃げ出した。
その何かは襲った集落から攫ったであろう人間の赤子
両親の生死も不明な赤子を不憫に思った豊前坊は子を持てない天狗の夫婦に預けることに。
赤子は天狗夫妻の愛情と妖力を一身に受け、半天狗と化し育ったのじゃった。
黙れ小僧、人に戻れず完全なる妖怪にもなれぬ醜くくも可愛い我が子を……貴様にあの子が救えるか?
そんな、もののけの姫様的なストーリーが起きるはずもなく、時が立つこと数百年
様々なローカルヒーローが活躍する現代を舞台に天狗の鎧弐那由多式と龍神羽織を身に纏い愛機のヒコサンブラック(某演歌歌手の馬の名前に似てるとか言っちゃイケない)で驀進し悪を退治して回ります。
って設定で生きる自称プリティ系ヒーロー
ネットで未だに悪く書かれてる筑豊地区のイメージの払拭と多くの人を笑かせることに全力を注ぐ彼だが、初めてのショーで女性自衛官の着替えを覗いていたせいで遅刻した事をカミングアウトしたり(この時に敵からは我様より悪党だと言われている)スケベじゃなくて、どスケベだと言い切りヒーローは皆スケベだと叫ぶ
理由はHEROの文字を分けるとHとEROになるためと説明していた。
コレが原因で戦闘開始と同時にケツバットの連打を喰らう羽目に(本当にヒーローかコイツ)
他にもグリーティング中に攻撃してきた子供達に注意するさいに、ち○ちん取るぞ言って手を伸ばし逃げられることも多く田川に住む子供達の大半からはちん○んを取るヒーローと呼ばれている(本人曰く、そんなあだ名で呼ばれるヒーローは他にいないからサイッコーじゃんとのこと)
本人の名誉のために書くと児童養護施設等にて無償でヒーローショーを行ったりチャリティーイベントに出演したり、交通安全の啓発活動や地域の集団登校の見守り活動などマトモな活動も行っている。
天魔滅する天狗風、修験戦士ヒテン
知らないんなら、覚えてけい