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西河善吉の編集履歴2024/10/14 14:17:32 版
編集者:kanta
編集内容:新規記事投稿

西河善吉

にしかわぜんきち

月刊ドラゴンエイジの連載漫画『ストラテジックラバーズ』の敵キャラクター。

本格登場した話が単行本未収録のため、本記事自体ネタバレにつき注意。

また、編集者自身の偏った見方が多いので不適切と感じた場合には遠慮なく編集し直してください。

概要

関西で絶大な影響力を持つ東山のライバル企業西河グループの現会長。後妻の西河美也子の連れ子西河雪哉を跡取りとし、美也子との間には実子の西河摩耶をもうけている。

東山傘下に下った傘下西河の分離、独立を企てて桜田門銀行をはじめとした多くの事業を吸収して、力を強めている。

人物

秘書の倉橋涙からは絶大な支持をされているが、実態は傲慢、横暴、自己中心的、短絡的、矮小、そして幼稚と美点と呼べるものが何一つない愚物

カルト教団南方睡蓮寺に多額の献金を行い、本堂の建設にも協力していた。だが、その動機は睡蓮寺の呪いで東山の後継者の東山浩太を呪い殺させるという大企業の会長として、あまりにも幼稚な発想。倉橋はそれが失敗して睡蓮寺を嘘つき呼ばわりしており、会長秘書共々その行動原理と思考は短絡的で幼稚としか言い様がない。

しかも、結婚の際には雪哉を会長にするという約束をしていたのだが、実際にはそんな気はなく、摩耶を長らく自身と睡蓮寺で二重の支配下においており、雪哉をお飾りにして、摩耶に実権を握らせるつもりでいた。

つまり、摩耶を雪哉のミストレスにしていたのも隠れ蓑にするためで、桜田門志津達西側の正規ミストレス達も雪哉共々体裁だけを取り繕ったものであった。

加えて、雪哉にはこの魂胆を見破られており、雪哉は自分がお飾りにされることよりも摩耶を案じ、善吉と睡蓮寺から遠ざけようと対策を練っていた

自滅

東西砦崩しで雪哉が敗北して出て行った後、前述の呪いで浩太が死なないことに業を煮やし、東山の指南書を奪うべく倉橋と共に摩耶に東山慶三の第一秘書である浅見奈緒の誘拐への協力を命令、逆らえない摩耶は命令に従って浅見を陵辱し続けるが、浅見の抵抗で監禁場所が知られ、そして善吉の暴走を知った妻に見限られ、元々反感を抱いていた雪哉にもミストレス達共々離反される

結果、雪哉が自分から出て行ったのを差し引いても結婚時の約束を反故にされた上に、今回の暴挙に娘まで使ったことに激怒した美也子によって今回の件を週刊誌に記事を書かせ、自分の合図でいつでも世に出せると脅迫されてグループ最高決定権を奪われ、部下達にも見限られて失脚する。

しかも、指南書は既に慶三が処分した後であり、摩耶は善吉と倉橋のわがままに振り回されただけという形になっていた。

余談

わずかな期間で西河を東山から分離しうるだけの力をつける経営手腕がある点では鏑坂世衣良とは一線を画している。

しかし、肝心の人間性は輪をかけて醜悪で連れ子の雪哉どころか実子の摩耶でさえ自分の道具としか認識せず、妻との最低限の約束さえ守ろうとしていない。高校生相手にカルトに頼るという発想も幼稚で、その本質は癇癪持ちの幼児がそのまま大人になったようなもので、雪哉どころか支配されている摩耶でさえも本人のいない場では呼び捨てにしているように、二人からは父親として認識されていない。

実際、摩耶は浩太だけでなく雪哉と志津達まで騙し続けていることに苦しんでいた様子があった。

結果、幼稚な我が儘で自分どころか会社全体を危うくするような暴挙に走ったことで幹部達にも見限られ、全てを失った。

関連タグ

ストラテジックラバーズ

毒親モンスターペアレントダメ親父クソ親父…全て、善吉に該当する言葉

戸村薫…同じく浩太の敵。思い通りにならなければわめき散らして強引な手に走る部分が共通。戸村がそのまま大人になったのが善吉ともいえる。ただし、善吉は浩太が手を下すより先に妻や部下に見限られて破滅した。

西河善吉の編集履歴2024/10/14 14:17:32 版
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