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皇沙月の編集履歴

2024-10-15 01:58:48 バージョン

皇沙月

すめらぎさつき

ライトノベル『精霊幻想記』の登場人物。

CV:戸松遥


概要

異世界が危機に陥った時に召喚されるという6人の勇者の一人で、ガルアーク王国に召喚された。

小説第4巻から存在を示唆されていたが、本格的な出番は9巻になってから。綾瀬美春は異世界に飛ばされる前に彼女と会話しており、同じ世界に飛ばされたことを知ってリオの協力の下、千堂亜紀・雅人と共に彼女に会うまでが6~9巻の道中となっている。

グレイブという槍を神装(召喚時に勇者に与えられる武器)として所持する。


召喚前は天川春人や美春たちが入学した高校の生徒会役員(Web版では生徒会長)で、年齢は美春達の1歳年上。入学時の新入生案内を担当していた時に美春が千堂貴久と会話していたのを見てショックから方針状態だった春人と対面している。が、この翌日彼女と貴久はそれぞれ異世界に召喚され、その余波で美春と亜紀・雅人も巻き添えで飛ばされることとなった。

美春や貴久は中学時代同じ生徒会員であったことから親しく、またその縁から弟妹である雅人や亜紀とも付き合いが長い。


日本では皇グループという巨大企業の経営者の娘で、ベルトラム王国に召喚された重倉瑠衣とも親が共に巨大企業の重役という関係で面識がある。


誠実で面倒見がよく、リオが春人の生まれ変わりであることを知ると先輩として接し、美春と向き合うよう示唆した。

社交界で色々な人間を見てきたため、勇者としての任を全うしようとする一方で自分が王国に政治の道具にされるのではという危機意識も持ち合わせており、勇者としておだてられて調子に乗った坂田弘明にあきれたり、周囲を顧みずに美春たちと何が何でも再会しようとする貴久に苦言を述べたりもした。


6人の勇者について

現時点で判明していることは以下の通り。

  • 全員が日本人であり、天川春人の高校時代から同一のタイミングで召喚された。
    • 地球では行方不明扱いになっており、春人の死亡時点でも帰還していない。
  • 召喚と同時に神装、異世界の言語を解する能力(会話が自動翻訳されるだけで文字の読解は適用外)、驚異的な自己治癒能力(四肢を切断されても元通り繋がる、致命傷を負っても元通りに治る)を得る。
  • 治癒能力が及ばず死亡する事態になった場合、新たな勇者が自動的に選定される。作中では桜葉絵梨花の死亡直後、その穴埋めとして雅人がセントステラ王国から召喚された。

これらの真相は、1000年前に存在した超越者「六賢神」により上級精霊を体内に封印されたことによる「精霊霊約(隷約)」によるもの。通常時は精霊側の自由が封じられているため安定して力を引き出すことができるが、勇者が死亡と蘇生を繰り返すごとに精霊側の力が強まっていき、やがては精霊に身体を乗っ取られてしまう。

完全に乗っ取られた勇者は世界に超越者として認識される(=常人の記憶から抹消される)うえ、肉体が精霊の力に耐えられず死亡してしまう。

関連タグ

精霊幻想記 勇者 槍使い

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