概要
リオの前世である日本人。
幼い頃は幼馴染で両想いだった綾瀬美春や妹の亜紀と暮らしていたが、7歳の時に母親が浮気で亜紀を産んだことが発覚して両親が離婚し、父方に引き取られることになる。
離れ離れになるその際に、美春と結婚の約束と「死んでも守る」という誓いを残す。高校入学と共に生まれ育った場所に戻ってくる。しかし美春が他の男子(千堂貴久)と親しげに会話しているところを目撃してショックから話しかけることができず、さらに翌日に意を決して話しかけようとしたところ失踪していたことを知り(実際は異世界への召喚に巻き込まれた)、やりきれない想いと後悔から大学生になるまで無気力になっていた。
大学生の時、乗っていたバスに居眠り運転のトラックが激突し、同乗していた源立夏や遠藤涼音共々死亡。(運転手は生存。アニメではバスが通勤電車に突っ込んで3人は死亡した)
享年20歳。
覚醒時に(アイシアの補助があったものの)浮浪者を撃退できるだけの武術を会得してたり、王立学院で1位になるほどの成績を収めたのも前世の記憶によるところが大きい。
前世の記憶が目覚めて間もない頃のリオは彼の記憶に引きずられることが多く、ベルトラム王国や王立学院の気風になじめず、日本に帰りたいと思ったりもしたが、その後は覚醒前も含めて異世界で過ごした時間が長いことから、自分は春人の記憶を持っているだけで自分はあくまでリオであり、曰く「甘ちゃん」と評している。
しかし、美春によると春人の照れ隠しに笑う癖がリオにもあるという。
実は春人(リオ)と美春、二人には日本よりさらに前世からの因縁があったのだが…