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CV:桑原由気


概要編集

リオが前世の記憶が覚醒したと同時に意識の中に姿を見せた謎の少女。

リオの事は前世の名である「春人」と呼んでおり、魔力の使い方を教えた。

当初はリオに語り掛けるのみで、他の者には精霊の里でその存在を示唆されだけに留まっていたが…


春人の幼なじみだった綾瀬美春が異世界に召喚されたことを機に具現化することになり、名前が無く、リオに名前を付けてもらうように頼んだため、リオは再会したばかりの美春の面影を重ねて精霊の里の古い言葉で「暖かい春」「美しい春」という意味であるアイシアと名付けた。この際リオの隣で全裸で寝ていたため、起こしに来た美春を驚かせることになった。

(アニメ第1期では第1話からEDにすでに名前が載っており、美春の登場は最終回になったため、美春に関する展開はラティーファと精霊の里の三人娘になった)


前世の春人に関する全ての記憶を共有しているが、なぜリオと契約しているか、自分はどういった存在なのか、といった自身に関する記憶の一切がない。

本作では精霊には「低位、中位、高位」という格があり、昇格するにつれて見た目も性格も人間に近づいていく存在で、低位の精霊は人間で言えば「赤ん坊」みたいなものであるためこのあたりの記憶は残っていないのが普通と説明されているが、アイシアは人の姿を持つ高位精霊に近い存在でありながら中位までの記憶も無く、我が薄くて感情の起伏も乏しいため、精霊の里の大精霊ドリュアスは「とても幼い精霊に見える」と述べている。

リオとは精神感応で対話ができるが、美春とも繋がっているため、美春に前世の顛末を知られることになる。精霊術のみならずリオの能力をトレース出来るため、実質リオと同格の戦闘力を持つ。


本人は自らの存在理由を「ハルト(リオ)のため」と考えており、リオのことを何よりも重んじて行動するが、リオが自分を犠牲にするような行動に出ると止めようとした。また、リオの周囲にいる女性陣(特に美春とセリア=クレール)に対してリオとの関係を進展させようとあれこれ聞いてくることが多く、誰とも結ばれるつもりのないリオにとっては困ったことになる。


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以後ネタバレ有

土の勇者・桜葉エリカとの戦いに勝つためにリオと融合したことで記憶を取り戻すが、その正体は異世界の創造神の眷属14神(六大精霊、七賢神、竜王)のうち、裏切りの賢神として存在を抹消された賢神リーナの分身。

予知能力で1000年後に起こる厄災から世界を護るために、リオの前世である竜王リュオを人間に生まれ変わらせ、自身も人間に生まれ変わるために神としての力を切り離したのだが、魂は美春に転生、そして残された力がアイシアとなったのである。

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