CV:東山奈央
概要
ガルアーク王国の交易都市アマンドを統治する「リッカ商会」の会頭であり、クレティア公爵家の令嬢。
アマンドで「スープパスタ」と「マンジュウ」を開発・販売し、大成功を収めた。
店では「ロッテ」を名乗って一店員として働いている。
実はリオの前世「天川春人」やラティーファの前世「遠藤涼音」と同じバスに乗って事故死した高校生「源立夏(みなもと りっか)」の生まれ変わり。
リッカ商会を立ち上げ前世の記憶を元に前述の商品を開発、日本と同じ商品名で販売したのも自分と同じ転生者を探すためでもある。
前世では春人が通っていた大学の付属高校に在学しており、春人の方は彼女の事をあまり知らなかったが、彼女は心の中で「天川先輩」と呼んでいた。
人物
商売だけでなく元ベルトラム王国の没落貴族で冒険者だったアリア=ガヴァネスを片腕に起用する等、人を見る目も優れており、それまでパッとしない街だったアマンドを農業改革や娯楽の充実化によって発展させたこともあって人望も高い。
勇者に対しても単に能力だけで評価せず人格の見極めから始めており、言動や態度の浅慮さが目立つ坂田弘明のことは与すべき相手ではないと早々に断じている。
一方、恋愛ごとには前世から縁がなかったが、春人への憧れを引きずったまま転生した結果、その生まれ変わりであるリオに好意を抱いている。ただし商人としての性が強いためか自分自身の恋心に気付いておらず、アリアをはじめとした周囲には呆れられている。
作中の動向
冤罪による指名手配でベルトラム王国を出奔したリオが物資調達のため商会を訪れた際に店員として応対。これが今生での初対面となる。
その数年後、地球から召喚された勇者たちとの交流の最中にリオと再会。互いが元日本人の転生者である秘密を打ち明け合う。
関連動画
リーゼロッテのわくわくまじかる商会
アニメ2期放送に先駆けて、YoutubeのHJ文庫公式チャンネルにて配信されるミニアニメ。全16回。
1期時の『セリア先生のわくわくまじかる教室』に当たるが、あちらとは違い全てアニメ放送前の配信となった。どうやらリッカ商会の裏金で枠を買い取ったらしく、初っ端から「リッカ商会の裏金の提供でお送りします」と語られている(リッカ商会の裏金という言葉自体はドラマCDが初出)。
ノリも前作とほぼ同じで、リーゼロッテ自身もしれっと「人気ヒロイン」「作中一の可憐な美少女」を自称したり、自分が転生者である事をリオに見抜かれたのではと焦ったりしており、リオに「キャラがいつもと違う」と言われるほど。