血が降り注ぎ、黄金の香りが彼方にある。目の前の螺旋が、けたたましい鉄の音を立てる。
概要![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
絡み合う黄金のトゲと祈りを捧げる人間のような姿の幻想体。手からは赤い液体が流れ落ちている。
分類はT-03-20-04。危険度はWAW-6。
独特な黄金のオブジェや赤い滝が流れる空間を形作る。
敵対個体![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
軽蔑の螺旋 / 屈折された軽蔑の螺旋![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
初登場は鏡屈折鉄道3号線の最終駅。
幻想体は主に出血や束縛を付与しながらマッチしてくる。また一部のスキルでデバフの効果を上げてくるので確実にマッチをとらなければ危険。さらには幻想体は全耐性0.7とかなり硬いためごり押しが効きづらい。
一部のスキルでは特殊バフ「掌」を付与してくる。掌を付与された囚人はこのバフが着いている間行動不能状態となり、またこの数値がターン終了時に2以下の場合最大体力の半分のダメージを受け、その分幻想体の全部位の体力が回復する。次のターンに対象となった囚人の上に「掌」を召喚する。
また手の部位にダメージを与えた相手に「視線」を付与する。これを受けると与ダメージが上昇するが、7受けると出血を得て「軽蔑」へと変化する。軽蔑はターン終了時に選択したスキル属性のE.G.O資源が3減少し、次のターンにダメージ量減少3を得る。
掌 / 屈折された掌![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
バフ「掌」を受けた囚人の上に生成される。掌が破壊されると、イベントが発生し、成功させると幻想体の耐性を弱体化させることができる。
またバフ「軽蔑」を受けた囚人が掌を受けると破壊時に全囚人の軽蔑を消すことができる。
E.G.Oギフト![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
名称 | 効果 |
---|---|
倒錯症 | 攻撃スキルを使用して敵を1体以上倒したなら、該当スキル属性の資源を次のターン開始時に得る。憤怒属性の攻撃スキルを使用する場合、効果が強化されて味方が保有する全攻撃スキルのE.G.O資源を次のターン開始に得る。 |
畏敬の念 | 出血威力、出血回数、または特殊出血を与えるスキルを使用する場合、メイン攻撃対象の出血回数が7/5/3以上ならダメージ量+10%/15%/20% |
幻想体情報![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
黒い腕に黄金の棘が絡み合い人の形をした幻想体。
この幻想体の刺すような軽蔑の視線を受けると、トゲのついた螺旋が食い込むような感覚と共に嫌悪と軽蔑の感情がかき立てられる。
相手は"下"であり、自分が"軽蔑する者"であるという信念がこの幻想体の根幹を成しているらしく、それを崩す事が軽蔑の螺旋に対抗する鍵となっているようだ。
鏡ダンジョンでのイベントでは、軽蔑の螺旋がしたのとは逆に視線を外すという"無関心"の軽蔑を返す事によって影響を逃れていると解釈でき、戦闘時のギミックは、力を示すと同時に軽蔑の視線を返すことで軽蔑の螺旋が弱るというものになっている。
E.G.O「軽蔑、畏敬」![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
この幻想体が抽出元と思われるE.G.O。
発動すると眼鏡をかけた軽蔑模様の衣装に変化。
E.G.O侵食時はこの幻想体と似た姿になる。
E.G.O使用者
使用囚人 | ランク |
---|---|
良秀 | WAW |
BGM「Cur dolorem sentis」![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
鏡屈折鉄道3号線専用BGM。
バイオリンを奏でる音色に雫が滴るような音が交わり、不穏な雰囲気を放つ。
Cur dolorem sentisの意味は、ラテン語で"なぜ苦痛を感じるのか"となる。
余談![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
(少なくとも過去作では)識別番号に含まれる03は宗教との関連性を示す分類であり、軽蔑の螺旋も宗教と関係している可能性がある。鏡イベント中で軽蔑の感情を植え付ける事が「食い込む」事で象徴されていること、「何でもないことを畏敬し」との記述などから、人から人へと「緩やかに浸透し」、軽蔑が軽蔑を、畏敬が畏敬を生むという信仰の側面を「螺旋」に象徴させて表現しているのかも知れない。
ギフト名が〈倒錯症〉〈畏敬の念〉であることから、軽蔑と畏敬が表裏一体であることもテーマの一つである可能性がある。倒錯症(도착증)という単語が日、韓どちらにおいても性的倒錯に対して用いられる単語であることから、妙な趣味があると疑いをかけられていたりもする。
専用バフ視線視線や似た名前のスキルを持つことからN社の異端審問官と関係があるのではないかという推測がある。
関連タグ![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
鏡屈折鉄道3号線の幻想体
鏡屈折鉄道の各ラスボス