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白いけど、暗い花々の畑が広がっている。

概要

触手の付いた白い綿花の姿をした幻想体。体をゆらゆらと動かし、手招きをしてくる。

分類はO-04-20-11、危険度(リスクレベル)はTETH。

赤い空の下、一面に広がる綿花畑の空間を形作る。

敵対個体

宿した綿花 / 屈折された宿した綿花

初登場は鏡屈折鉄道3号線

幻想体は主に出血と特殊バフ「綿花」を付与しながら攻撃してくる。さらには綿花を持つ相手へマッチ不可の攻撃を使用。このとき対象の綿花の数値分体力を回復する。

さらにはスキル《覆い被さる綿花》によって綿花を付与すると、幻想体の綿花部分が赤く染まり、「赤く染まった綿花」状態となる。この状態の幻想体は付与する出血、出血回数が2倍となり、対象の綿花の数値の半分マッチ威力が増加する。

幻想体との戦闘では混乱状態になっても次のターンには回復するが、出血と攻撃威力減少を受けてしまう。

E.G.Oギフト

名称効果
白い綿花ターン開始時に混乱状態の敵がいる場合、対象は混乱状態が解除される代わりに(8/10/12+混乱段階×4/5/6)だけ出血威力を得て、その数値の半分/その数値だけ対象へ攻撃レベル減少と防御レベル減少を付与。(戦闘につき、敵それぞれに1回のみ発動し、混乱状態が解除されない特定の敵には発動しない)
縛り付けた枷速度が最も高い味方/2名/3名が出血威力、出血回数、または特殊出血を与えるスキルを使用して敵にダメージを与えた場合、ダメージ量+12.5%/15%/20%。

幻想体情報

巨大な白い綿花の幻想体。

近づくと頭を下げ、綿花を贈り物としてくれるが、手を振り返すと花を赤く染め、襲い掛かってくる。

触手は根の役割を持っており、人間の血を吸おうとして来るが、とても固くて簡単には払えない。血を吸うと幻想体の花部位が赤く染まっていく。

余談

宿した綿花について語る上で外せないのはギフトの〈白い綿花〉、通称綿花の送った歴史である。

サービス開始初期の鏡ダンジョンである「始まりの鏡」では、E.G.Oギフトの売却や合成ができなかった。

その上で宿した綿花の鏡イベントの内容は、

  • 当時二つあった選択肢のうち一方は「判定が発生し、成功で〈白い綿花〉を獲得、失敗で再び選択肢へ」。
  • 「大罪との戦闘で、勝利するとこれまた〈白い綿花〉を獲得」

という、まさかの〈白い綿花〉不可避イベントであった。

当時の〈白い綿花〉は性能も今以上にデメリットの目立つものであり、はっきり言って邪魔でしかないギフトだったため、綿花と綿花イベントは管理人の間ではクソだなんだと散々ネタにされていた。

その後は、ある日突然名指しでの調整が入り、戦闘勝利後の報酬がレベルアップイベントに変更されて神イベとまで呼ばれるようになったり、鏡2でレベルアップイベントそのものが廃止されてまたもやクソイベに落ちぶれたり、鏡2ハード実装のアップデートで他のイベント共々コストがもらえる効果が追加されるも、もらえるコストがやたら少ないことでやっぱりクソイベ扱いだったりと、リンバスカンパニー全体を見渡しても屈指と言って良いほどの激動の歴史を送った。

プロムンもユーザーによる綿花の扱いは把握しているらしく、観測記録を見てみると鏡ダンジョン内での事をヒースクリフが愚痴っている。

現在はというと、鏡ダンジョン3でE.G.Oギフトの強化が可能になったこと、リワークにより攻撃・防御レベル減少効果を得たこと、要らなければ合成や売却もできるようになったことから、好んで獲得しようとする管理人も増えた。

鏡屈折鉄道3号線にて敵として登場することが判明した際、国を問わず多くのユーザーが反応を示した。

幻想体のモチーフは判明していないが、綿花の伝説だと思われる。

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