「ああ…痛い…苦しい…だがこれに耐えれば永劫共に…!」(獣神化前)
「耐えて忍ぶは我が美徳…魂たちよ、共に在れ…!」(獣神化)
CV:田中進太郎
概要
クシャーンティは2022年現在でモンスト内の高難易度"轟絶"クエスト群の5週目「異形なる停滞者」の4体目である。
轟絶キャラとしては総合で通算24体目、光属性では5体目となる。
その名の由来は、六波羅蜜の一つ「忍辱波羅蜜」。苦難・迫害を耐え忍んだ末に心の平穏を得ることである。
容姿
仏教のものと思しき法衣に身を包んだ4本腕の怪人。顔や袴には多数の札が張られており、なかなかに禍々しい雰囲気を放っている。
最大の特徴は、痛々しくも自身の体を刺し貫く長い錫杖。その背中から、無数の手が錫杖の先の光を求めるように伸びている。
クエスト内容
クエスト概要
クエスト名 | 痛なる堅忍 |
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初降臨日 | 2022年5月19日 |
主なギミック
ギミック | 備考 |
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属性効果超絶アップ | |
ワープ | 対策必須 |
地雷 | 対策必須 |
反射制限 | |
貫通制限 | |
一部の敵は弱点効果アップ | |
エレメントアタック(闇) | |
バニッシュボックス | このクエストの新ギミック。 |
相互蘇生 | フェンリルが相互蘇生 |
移動 | フェンリルが移動する |
ドクロマーク | 中ボス/ボスの弱点効果アップ |
伝染霧 | 金剛夜叉明王とクシャーンティが使用 1体につき5000ダメージ |
撃種変化パネル | ステ5とボス2に登場 |
最大HP減少攻撃 | かちリンが使用 20000減少する |
クロスドクロ | クシャーンティに弱点出現(ボス2は代わりに防御ダウン)&闇属性ぷよリンとビットン呼び出し |
マルチレイヤガード | クロスドクロ後、外部のビットンがクシャーンティにマルチレイヤガード 2回触れないと割れない |
「もはや輪廻の輪は閉じた…忍び耐えるは、安らかな滅び…」
編成としては闇属性のマインスイーパーor飛行とアンチワープを推奨。ゲーム上のステージ詳細ではあたかも反射制限と貫通制限が同時に出現するというような表記だが、実際は反射制限の方が圧倒的に多く、その上内部弱点持ちの敵も多数出現するので、なるべく貫通タイプを多く編成する必要がある。
その上伝染霧を放ってくる敵もいるので、同キャラの編成はなるべく控えた方が無難。
バニッシュボックス
本クエストで初登場のギミック。ステージ中に3~4つ配置されている、ブロックと同じく進行を阻む障害物。
手番のモンスターが触れると赤くマーキングされ、次のターンのみマーキングされたボックスだけが消えて判定がなくなる。
一度マーキングしたボックスは、別のボックスに触れてマーキングを移すと黒くなってそのターン再マークできなくなる。
簡単に言えば「手番のモンスターが最後に触れたボックスが次ターン消える」ものと覚えておけばよい。
「一つとなりても満たされぬ…そうか、これが真理であったか…!」
主な適正キャラ
MS/飛行とアンチワープを持つキャラは多くいるが、前述の通り反射タイプは(一部を除いて)活躍しづらい。
- コロンブス(獣神化)
本クエストは魔族雑魚が多いので、魔族キラーMがかなり役に立つ。
- ヴォーパルソードα
SS短縮によって減速率緩和のSSが出しやすい。
ワンパン枠。ボス1で弱点強化した状態でSSを発動すれば大ダメージを狙え、条件次第で一撃。反射タイプのせいで道中で活躍しづらいのが難点か。
- アビス(「調律者」)
獣神祭より。クシャーンティ絶対殺すウーマン。超MSL、超AW、光属性キラーがすべて乗った殴りは威力絶大の上、攻スピアップによるサポートも優秀。まさにこのクエストのために登場したというべきキャラで、1体いるだけで難易度が崩壊する。
性能
世界を制する者 クシャーンティ(獣神化)
種族 | 幻妖 | ||
---|---|---|---|
撃種 | 反射 | ||
戦型 | 砲撃 | ||
ステータス | HP | 攻撃力 | スピード |
極(Lv120) | 20175 | 15532 | 271.43 |
タス | +4900 | +7200 | +129.20 |
最大値 | 25075 | 22732 | 400.63 |
アビリティ | マインスイーパーM、カウンターキラー、闇属性耐性、レーザーストップ | アンチ重力バリア、超アンチダメージウォール(ゲージ) | |
---|---|---|---|
ストライクショット | 耐え忍び苦しみ耐えた先に、光明を(ターン12+8) | スピードとパワーがアップ&ふれた味方にガイドを付与する | |
友情コンボ | 超強オールレンジバレット【光属性】 | 100発の貫通する強力な属性弾で全方位を攻撃 | 最大威力10174 |
サブ友情コンボ | ヒーリングボムスロー【無属性】 | ふれた味方を追従する回復爆弾で攻撃 | 最大威力114545 |
ラックスキル | シールド | 自身へのダメージが激減する。 |
獣神化の砲撃型として見ると直殴りの数値が心許ないように見られるものの、マインスイーパー・アンチ重力バリア・アンチダメージウォールという、全モンスターから見ても希少な組み合わせのトリプルアンチを持つ。
新友情のヒーリングボムスローは、ボムスローに回復効果がついたもの。敵への攻撃が発生しないバウンドヒールと違って、威力がやや低い代わりに攻撃判定と友情コンボ誘発効果は健在。
バックストーリー
性格 | 辛抱強い性格で苦しみに耐えることを美徳と考える、凄まじい孤独感を抱えている |
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好きなもの | 魂たちとひとつになること |
苦手なもの | 孤独 |
世界に生きるものの魂を忍耐によって己の内に閉じ込め、苦しみと共に輪廻の循環を止めることにより、生のない世界を作り出すべく生まれた、忍耐の化身たる存在。
その名の通り忍耐強い性格だが、同時に極度の孤独感を抱えており、ありとあらゆる魂とともにありたいという願望を持った「困った寂しがり屋」でもある。
前述の錫杖は魂を吸い寄せる役割と取り込んだ魂をクシャーンティの身体に繋ぎとめる役割を持ち、魂を求めて世界を渡り歩いては錫杖の力で世界に存在する魂たちを引き寄せ、胸の隔離空間へと取り込んでいく。
クシャーンティに取り込まれた魂は楔たる錫杖によって貫かれることで彼と「ひとつになって」しまい、輪廻転生や解脱を求めて出ていくことももままならなくなってしまう。
当然ながらクシャーンティ本人も自らを刺し貫いた錫杖によって壮絶な苦痛を感じているが、「魂たちと未来永劫いられるための美しい代償」として苦しみに耐え続けている。しかし取り込まれた魂にとっては同じ苦痛を感じているためたまったものではない。
いずれにしろ、クシャーンティに魂を永遠に奪われて輪廻などの魂の循環が正常に行われなくなった世界は、新たな生命が生まれなくなりやがて滅んで行ってしまうというのだから、結局は他の停滞者同様、世界にとっては害悪な存在に他ならない。
関連タグ
ノコギレックス、シャーヴァン、ザーギン、蔵王権現(モンスト):同CVのモンスター