概要
人材の引き抜き
企業活動においては、他の企業に所属している従業員や役員を自社に所属させる行為を「引き抜き」と言う。近年は英語の「ヘッドハンティング」が用いられる場合も多い。
大抵は給料などの好待遇をもって迎えられる。
引き抜きをされた本人には転職の自由が憲法上尊重されているが、引き抜く側が勤めていた会社の企業秘密を持ち出す等の悪質な行為を要求すると違法になるケース、そこまで行かなくても引き抜きをされた側の企業運営に支障をもたらしトラブルになるケースもあるため、注意が必要である。
ノウハウを奪った挙句にポイ捨てされる、転職先の職場やルールが合わず結局退職する、戻ろうにも裏切り者とされ居場所がない…といったリスクも無いわけではないが、逆に自身の価値を見出さない職場だった場合はさっさと移った方がいい。
そもそも優秀でなければ引き抜かれないため、大抵の人には縁がないのが悲しいところ。
派遣社員の引き抜き
仕事で来た派遣社員などがとても優秀である場合など、自社で雇ってしまうのも手である。
派遣元の雇用契約によっては「派遣先に直接雇用されることを禁止する」といった条文が書かれている場合もあるが、そもそも就労の自由を侵害する違法性のあるものであるため無効。
それをやられると派遣会社の旨味がなくなり、受け取るはずの給料をピンハネして搾取できないため絶対に教えないが。
関連イラスト
関連タグ
英語:ヘッドハンティング