概要
正式タイトル『武蔵伝II ブレイドマスター』。
『ブレイヴフェンサー 武蔵伝』以来、七年ぶりの『武蔵伝シリーズ』第二弾作品。
前作との話の関係性はほとんど無く、ストーリーとしては独立しており、主人公の名前も前作と同じ「ムサシ」だが同一人物ではない。
キャラクターデザインは前作に引き続き野村哲也が担当している。
キャラクターをアメコミ風にはっきりと描き、背景を日本のアニメに見られる淡い色遣いで描く、同社が『マンガシェーディング』と呼ぶトゥーンレンダリング技術を採用している。
また、オープニングのアニメーションムービーはガイナックス、金田伊功が担当した。
戦闘システム
ムサシは通常時に二本の刀と剣及びアクセサリを装備して戦い、必要に応じて必殺技と見切り技というものを使って戦闘を展開していく。
五輪剣
五輪剣は地、水、火、風、空の剣がありそれぞれのボスが守護し、手に入れてから対応する巫女にその封印を解いてもらう事で「秘奥義」と呼ばれる本来の力を得る。秘奥義は基本的に攻撃性能があるが、秘奥義は主に仕掛けを解いたり道を切り開くために利用する事が多く、これは前作ブレイヴフェンサー 武蔵伝と通じるものがある。
主なキャラクター
ムサシ(声優:甲斐田ゆき)
後に、「宮本武蔵」になる少年剣士。正義感が強く、熱いハートを持っている。武者修行をしていたところ、ミセラ姫によって突然この世界に召喚された。神獣の民に協力し、ガンドレイク社と戦うことになる。名刀「兼重」と巨大剣「カイブレード」の二刀を操り、敵を倒していく。
ミセラ姫(声優:倖月美和)
神獣の民のお姫様。英雄召喚の儀を行いムサシを召喚した。責任感が強くかなりのしっかり者で、誰よりも村の未来を考えている。
ガンドレイク社
魔蒸機関を発明し、圧倒的な権力を手に入れた巨大企業。
ガンドレイク(声優:子安武人)
武装組織「ガンドレイク社」の首領。神獣の村を襲い、ミセラ姫たちを付けねらう。