その斬撃は地を砕き、魔をも恐怖させる。
魔術で敵を討ち、剣でなぎ払う。
舞うように戦うその姿は、魔をも魅了する。
詳細
魔剣士とはテイルズオブシンフォニアのゼロス・ワイルダーとクラトス・アウリオンの事をさした呼称である。
二人は剣術もさることながら、魔術も使うことができるオールラウンダー。当然の如く回復術も会得している。いわゆる魔剣士ということだ。
魔導注入
お互いに種族は人間である。
だが、周囲からマナを吸い取り魔力に変換する特性がある、アイオニトスという鉱石を服用することにより、魔術が使えるようになる。最高機関「クルシス」の技術であり、これを「魔導注入」と呼ぶ。
本編で魔導注入をしたとはっきりと述べられている人間は、ゼロス、クラトスの魔剣士ふたりだけである。
選択
クラトスはシルヴァラントでパーティ離脱し、その穴を埋めるように、似たタイプの剣術を使い魔術をも使うゼロスがパーティへと加わる。
物語の節目にふたりのどちらを仲間に入れるかを選択するイベントがあり、どちらかを選ばなければならないが、選んだ後は必ず選ばれなかった方が戦線から離脱する。本編を一周を終えるまでは、絶対にパーティには戻らなくなってしまうので選択には注意して欲しい。
共通点と相違点
二人の使える術技、そして装備はほとんど共通しているが、PS2版で追加された「守護方陣」はクラトスだけが使え、「断空剣」「ディバイン・ジャッジメント」はゼロスだけが使うことができる。
また、EXジェムのスキルにも違いがあるが、「パーソナル」のスキルは顕著にその違いが出ている。ゼロスが「表示キャラをゼロスにして女性と会話するとアイテムがもらえることがある。」という彼のキャラクター性を良く表したスキルであるのに対し、クラトスは「一定時間戦闘をしないとHPが回復していく」と堅実なそれである。スラッシャーのスキルはお互いに六回まで通常攻撃が出来るようになるが、ゼロスが四回目から術技にコンボを繋げられないことに対して、クラトスは四回目以降でも術技に繋げることが出来るチートキャラ。4000越えの貫禄か。
攻撃力、防御力などクラトスの方が火力が高いが、その分ゼロスは素早さがある、など違いはあれども、どちらを選んでも戦闘に支障はないだろう。
イセリア牧場
魔剣士が好きな者に知らないものはいないであろう、イセリア牧場。
ここは魔剣士が唯一同じパーティに入るダンジョンである。
魔剣士のU・アタックはここでしか見れない、必見である。
しかし、このふたりが話すシーンや、スキットなどはまったくないので、悪しからず。
二人の関係
本編、外伝を通して仲が悪く、ロイド・アーヴィングを間に挟むことが多い。主にゼロスが突っ掛かる傾向にあるようだ。
二次創作の中でもこのふたりだけの組み合わせは非常に少なく、稀有な存在である。
関連イラスト
が、増えたらいいな。