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概要

cv石川由依

転生したらスライムだった件の登場人物。

中庸道化連会長でラプラスティアフットマンクレイマンといった道化達を生み出した。魔人達との仲は良い。

彼女自身も妖死族(デスマン)で、かつては呪術王カザリームと呼ばれた魔王の一柱だったが、後の魔王となるレオン・クロムウェルによって倒され死亡した。

しかしカザリームは精神体だけの存在となって生きており、新たな肉体を得るために異世界人を召喚してその肉体を乗っ取ろうと画策するが、召喚した神楽坂優樹は類まれな才能を持つ天才児であったため乗っ取りは失敗し、そのまま全て失うことになる筈だった。

しかし殺す予定だったユウキから逆に手を差し伸べられ、自分に協力することを条件に復活させてもらうことになる。カザリームはユウキに従い、ラプラスら中庸道化連は以降ユウキの仲間として活動することになる。

その後ユウキは約束通り魔導王朝サリオンの人造人間(ホムンクルス)を依り代にカザリームを復活させる。しかし流石に魔王と名乗っていたころの力は完全には戻らなかったため、名を「カガリ」と改めサポートに当たることになる。

現在はユウキの秘書的な役割をしている。なお妖死族に性別はないのだが、依り代の肉体は美しい女性だったため、口調は男混じりだが女性として活動している。

シュークリームが好き。かわいい。

誰が呼んだかシュークリーム会長

部下はスコーンおじさん上司ショタコン

スキル

単純な実力としては魔王ロイ・ヴァレンタインと同等だが能力や魔法(呪術)が凄い。

企画者(クワダテルモノ)

計略や指揮といったものに真価を発揮する。力を失ったあとは専らそっち方面でユウキの力になっている。

支配之王(メルキゼデク)

天使系スキル。正義之王の支配の権能を使用できる。天使系であるせいで、ミカエルから支配される原因となった。ユウキに奪われた。

禁忌呪法・妖死冥産(バースデイ)

フットマンやティアのような戦闘特化型の強力な魔人や、脳に比重を置くことでクレイマンのような知略に長けた魔人を生み出すことが可能。(彼女独自の術というわけではなく、魔人作成以外の用途→悪魔が受肉する器を作るためにも使用されていた禁呪)

大量の死体があればいくらでも生み出せるが、ラプラスだけは少々違う特別製の妖死族であり、量産は不可能。

生み出した魔人はカガリの人柄のせいもあるが、基本的にカガリ自身に絶対の忠誠心を捧げている。これは通常では生み出すことの出来ないラプラスも同様。

このため総合的な脅威度はとてつもないといえる。

正体

(web版と大きく変更されている)

かつて存在した超魔導大国の王女

カガリの父、元は風精人(ハイエルフ)の王が、ある日突然『魔導大帝ジャヒル』と名乗るようになる。

愚かな実験を繰り返して様々な悪夢を生み出し、カガリもまた犠牲になった。

風精人(ハイエルフ)だったカガリは力を奪われ、殺され、妖死族(デスマン)として呪われたような姿で甦らされた。

つまり、妖死族となる前のカガリは本当に女性で、呪術王カザリームとしての姿の方が偽りのものであり、新たな肉体であるホムンクルスの外見は彼女の元の姿をユウキが気を遣って模した物であるが、カガリ本人としては妖死族としての価値観が強くなっていたからか「俺の趣味に合う外見ではない」と言い切り、尚且つ本来の自分の姿よりも魔物由来の肉体的な強度があったカザリームとしての姿の方が良かったらしい(これに関しては容姿の云々よりも妖死族ではなくホムンクルスの身体になったからという理由もある)。

姿だけでなくラプラスが懐かしい雰囲気を感じつつも言われるまで全く気付かなかった程に、自然に女性として振る舞えていたのも元々が女性なら説明がつく。

力が戻るまでは正体を隠す為に女性としての口調や態度でいるようにしていたが、“呪術王カザリーム”が丁寧な女性口調で喋る姿を見てツボったラプラス(それ以前に再会当初からカザリーム時代とのイメージの違いや外見と口調のギャップで大笑いされていた)に爆笑された。