概要
種族 | 真なる人類 |
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所属 | 三星帥(天使軍) |
称号 | 魔導大帝 |
究極付与 | 火焔之王 |
存在値 | ジャヒル1400万+神祖の血槍1000万→2400万 |
真なる人類である。
神祖トワイライト・バレンタインの高弟第一位。
神祖様も実験が大好きで大概にヤバかったが、そのイカれた神祖様でさえ失敗作だと認めたのがジャヒルである。
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経歴
かつて、真なる人類による国、超魔導帝国があり、ジャヒルは魔導大帝として君臨していた。100年に及ぶ戦争中だった国を手っ取り早く滅ぼすために、超魔導帝国は悪魔を召喚した。悪魔は敵国を滅ぼし、見返りとして超魔導帝国をも滅ぼし、後にギィ・クリムゾンと名乗るようになる。
この世に四体のみ存在する"竜種"、その最初の一体が、大地にて人間と子を生した。我が子に力の大半を譲渡することになった最初の竜種は、残る力を全ての力を結晶化させ、自分の分身体ともいえる子竜を生み出した。そしてその子竜を我が子──竜皇女ミリム・ナーヴァへと贈ったのである。幼い竜皇女はすぐに子竜と仲良くなった。平和な日々は永遠に続くかと思われたが──ある刻悲劇が起きる。栄華を極めていた超魔導大国が竜皇女を意のままに操ろうと目論み、子竜を手に掛けた。親友でもあった子竜を亡くし、ミリムは怒り狂った。父より受け継いだその力は凄まじく、その魔法大国を十数万の国民もろとも消滅させ、最初の魔王となったギィと精霊女王により正気を取り戻し、魔王へと進化した。すると、子竜は少女の魔王進化に伴い、死して尚、進化したのだ。立ち上がろうとするその姿にミリムは喜んだ。しかし、奇跡は望む形ではなかった。死と同時に魂を失った竜は邪悪な混沌竜カオスドラゴンに変貌しており、破壊の限りを尽くす。友はもういないと理解した竜皇女は、嘆きつつも自らの手で友の亡骸を封じた。
超魔導帝国の魔導大帝はジャヒルであるが、実は王の肉体を乗っ取って成り代わっていた。
それに気付かなかった王女カガリは、彼の実験の犠牲となって妖死族カザリームへと変えられてしまい、過酷な運命に翻弄される事となる。
しかも、この時ジャヒルは不死の研究に没頭して政治を放ったらかしにしており、ギィを召喚したのは彼の部下である。
つまり、最古の魔王三柱が誕生したのも、中庸道化連が結成されたのもジャヒルの暗躍の所為であり、彼は本作における「悲劇の元凶」の一人である。
そりゃ失敗作になるわな
天魔大戦の最中、フェルドウェイの協力によってフットマンの肉体を乗っ取ることで現代に復活。
天使側となり、因縁のあるシルビアや、父を殺して成り代わっていた真実を知ったカガリ達と死闘を繰り広げる。