プロフィール
種族 | 山狼族(オオカミ)→長鼻族(テング) |
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所属 | 長鼻族の隠れ里 |
技術 | 朧流 |
CV | 甲斐田裕子 |
人物
長鼻族の長老。
クシャ山脈の頂上から入れる洞窟の先に天狗族の隠れ里があり、そこで一族と娘と共に暮らしている。
若かりし頃に、剣を極めるべく武者修行と称して世界を巡っていた際に立ち寄ったオーガの里にて、ハクロウの実の祖父てある荒木白夜に出会う。人間であるにも拘わらず凄まじい剣を振るう荒木白夜の姿に衝撃を受け、矢も楯もたまらず教えを乞うた。そして、同門であり兄弟子でもあったハクロウに惚れ、大きな楓の木の下で告白。一夜限りの契りを経て里を去ると、モミジを永く胎内で育て、力の大半を託す。
ベニマルが里に現れる十五年前に産んで「モミジ」と名付けると、山の神とまで称された魔素量のほぼ全てを失い、後は死を待つのみの体になった。
性格
非常に愛情深い女性。
自分の命があと僅かだと自覚しており、愛しい娘であるモミジに後ろ盾を与えたいという思いで、リムルへの協力とベニマルの元へモミジを嫁がせることを決めた。
登場
「領土掌握編」
モミジが里に現れたベニマルとアルビスと揉め始めると、娘が何か勘違いしていると気付き、現場に向かう。
モミジを諫めた後、ベニマルの話を聞き、愛する旦那様であるハクロウもテンペストで存命であると分かったカエデは、テンペストの求める通行許可などの条件は全て快諾。長鼻族も魔王リムルに従属してもいいと破格の条件を提示し、代わりにベニマルがモミジの伴侶となることを求めた。
テンペスト開国祭に合わせて謁見式が開催されると、カエデはモミジを長老代理として送り、二通の手紙を渡す。
一通はリムル宛、もう一通はハクロウ宛の手紙だったが、シュナが誤ってハクロウ宛の文も読み上げてしまい、モミジがベニマルに気があることが暴露されてしまった。
また、「愛する旦那様」と手紙を結んでおり、長い時を経た今でもハクロウのことを愛しているようだった。
「魔人暗躍編」
テンペスト開国祭が終了すると、モミジがハクロウを連れて長鼻族の隠れ里に帰ってきた際に、三百年ぶりに愛する旦那様であるハクロウとの再会を果たした。