概要
『仮面ライダーBLACK_SUN』の台詞の1つ。
発言者は仁村勲。
※以下、本編終盤のネタバレ
堂波真一総理の側近であった仁村は終盤で政権を揺るがしかねないスキャンダル(差別を受けている怪人の正体や総理の祖父堂波道之助の所業)を暴かれた後に無用の長物に成り果てた総理を間接的に謀殺して自身が次期総理となって敬愛する道之助の意思を継ぐ事を決意。
その後、怪人の真実が全世界に公表されたにもかかわらず、エピローグで民衆は「元凶とも言える日本政府」を糾弾することなく以前と変わらず怪人を差別し続け、更には移民にも矛先を向ける始末であり、その状況を目の当たりにした仁村が…
人間なんて少しガス抜きしとけば不自由に気づかない。痛みに気づかない。平和だと勘違いして国に尽くしてくれる
…と、現実を突き付けられても目先の「差別＝ガス抜き」で満足する民衆に対して嘲笑とも哀れみとも取れるモノローグを独白していた。
そして、これは作中だけではなく、現実世界でも起こりうるケースだったりもする。
もしかしたら画面の前のあなたも気づかずにそうしている・なっているのかもしれない。
関連タグ
阿久津真矢…『女王の教室』の主人公であり、授業の一環として仁村と似たような旨の持論で生徒達に「特権階級の言いなりになる庶民の本質」を解説していた。
