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獄卒クラーケンの編集履歴

2025-02-21 14:12:37 バージョン

獄卒クラーケン

ごくそつくらーけん

ビッグガンガンで連載されている漫画作品。原作:タカヒロ。作画:戸流ケイ。

概要

月刊ビッグガンガンで2022年Vol.09から連載されている漫画作品。

原作:タカヒロ。作画:戸流ケイ


単行本はスクウェア・エニックスのビッグガンガンコミックスから発売されている。

2024年9月時点で既刊3巻。


あらすじ

現代日本で暮らしていた青年クウマは、ある日突然異世界に飛ばされる。現地の人間に騙されたあげく致命傷を負い、海に捨てられたクウマだが、魔獣クラーケンのカラマと融合することで命を助けられる。

カラマはゼイナという女性に助けられた過去を持ち、囚人となった彼女を今度は自分が助けたい、そのためには人間の協力者が必要だという。

かくして、クウマはゼイナが収監された海獄城の獄卒となり、彼女を守る戦いを始める。


登場キャラクター


  • クウマ

本作の主人公である青年。本名清水空磨。現代日本で生活していたが、いきなり異世界に転移させられる。

カラマと融合し、クラーケンの力を得た。海獄城の獄卒として働き、ゼイナを守る。


  • カラマ

クラーケン。海の覇者と呼ばれる最強の魔獣。

かつて人間に捕らえられたところをゼイナに助けられた過去を持ち、その恩を返すためにクウマと融合する。


  • ゼイナ=セベク

セベク王国の現女王の姪。王族。父親が暗殺され、その罪で冤罪をかけられ、王族尊属殺人罪で懲役100年。

剣聖と呼ばれた父から修行をつけられた剣術の使い手。

王位継承権の争いにより獄中でも暗殺者を仕向けられている。


  • マリアム

鬼族。傷害罪で懲役10年。


  • ポリナ

ダークエルフ族。激発物破裂罪で懲役7年。


  • ケケット

魔族。大量殺人罪などで懲役999年。


  • ガミィ

タイガ族。犯した罪については不明。


  • アイシス

エルフ族。海獄城の城主にして牢獄長。


  • パンヤ

ドワーフ族。海獄城の獄卒。


  • ファリダ=セベク

セベク王国の第二王女。王位継承を強く望む野心家。


用語

世界観

転移後の世界はさまざまな種族が暮らしており、現地人たちは「霊力」と呼ばれり力を有しており、その霊力によって個々人で様々な「術」を習得し、オーラを飛ばしたり物を生み出し操ったりできる。

稀にクウマのように現代地球からの“異邦人”が迷い込むが、帰る手段は見つかっていない様子。異邦人は霊力を持たないため基本的に戦うすべがない。異邦人がもたらした文化や技術が伝わっているケースもある(地球の漫画のストーリーをそのまま模倣して書いている者もいる)。

1年は365日で月は12か月。これは異邦人(地球人)がもたらしたものではないかと推測されている。


種族

転移後の世界における種族。

  • 人間族

いわゆる人類。人間と特徴は変わらない。比率的に数が多い。

  • エルフ族

外見的特徴として、尖って長い耳があり、それ以外は人間と変わらない。知的で霊力が高く寿命が長い。

  • ダークエルフ族

見た目は褐色肌のエルフ族。地域によっては別の言い方をされる。

  • ドワーフ族

小柄な者が多く、体は頑強。武器の扱いなどが得意。

  • タイガ族

猫系の亜人。人間族とのハーフも多い。

  • ウルル族

犬系の亜人。タイガ族同様に人間族とのハーフも多い。

  • リザード族

トカゲ系の獣人。水との適応力も高い。

  • 魔族

魔獣と他種族とのハーフ。比率的に数がとても少ない。


国家・地理

セベク女王国

海獄城のある国。冬でも比較的温暖である。

中央集権制度をとっており、女王を中心に権力が集中している。

初代女王の教えで、国家の全てである女王は、一族の中でも優秀な者に与えられるとすべきとされており、王位継承権を持つ者に国の重臣達が投票するという投票制で次代の女王を選んでいる。そのため、必ずしも長女が次代の女王になるわけではない。

重婚が認められており、一夫多妻や一妻多夫をとる者たちがいる。

信仰は、自然の恵み各種に神がいるとされている多神教。

最も侵攻されているのは太陽神で、生命の象徴で鳥の形をしている。

  • 海獄城

物語の舞台となるセベク女王国が管理する女刑務所。建物は城を改造して造られたものである。獄内は綺麗に整えられており、噴水や庭園などがあり、房にはトイレやシャワーなどもある。後ろ側は断崖絶壁で危険な魔獣が棲息する大海原に通じている。

働き手は基本的に女性であるが、特別に男性が採用される場合がある。

監獄で働く者に階級があり、上から獄長、獄卒長、獄卒の3つの順に分けられる。

監獄内では囚人の集団を「獄」と呼び、1つの獄につき囚人が6人おり、1つの獄に獄卒が1人つき、その獄卒が担当・管理を行う。

腕に自信のある強い女性達が収監される特殊な刑務所であり、その腕を使って国家貢献すれば減刑が約束されている。

刑務作業は大きく分けて2種類あり、1つは闘技場での戦闘で、2つは懲罰部隊としての運用である。前者は手加減なしの真剣勝負であり、死亡するリスクもある。女王国では大人気のエンターテイメントであり、観客は勝敗で賭けることができる。後者は未知なる洞窟の調査・探索や魔獣討伐に出向く。尚、囚人が外に行く場合、お目付け役として担当する獄卒も同行する。

女囚にはランクがあり、上から順にS、A、B、Cに分けられている。ランクによって獄内の食事になどに影響があり、ランクが高い囚人は監獄内で様々な自由が利くようになり、一番上のSランクは特権として私室(温泉付き)が与えられるだけでなく、大幅な減刑も狙える。上述の闘技場や探索で活躍をすれば、ランクが上がる。

女囚が規則違反をした場合、海の底にある海底懲罰房に一時的に送られる。

  • 海底懲罰房

規則違反をした女囚が送られる場所である。海底にあり、海獄城とは長い階段を通して地下で繋がっている。

海底では鉱石が採掘できるが環境が劣悪なためトラブルを起こした囚人たちが労働力として用いられている。

囚人の体調管理や意欲向上のため、担当獄卒ならば懲罰房送りの囚人を数時間だけ地上に戻すこともできる。

懲罰期間が終わった場合、担当獄卒が囚人の心理状態をチェックした上で「問題なし」と判断すれば地上に戻される(囚人の意思で懲罰房に残ることもある)。


ウェシル連邦

冥府の神ウェシルを崇拝する国々による連邦制国家。

生贄をウェシルに捧げることが美徳とされ、周辺国家に生贄や人員を求めて略奪部隊が出ており、周辺国家には野蛮に思われている。

普段は国家間で略奪と戦闘が繰り広げられているが、ひとたび異教徒に侵略されると一致団結して外敵と戦う。かつてハトル王国の軍勢を撃退したことが、現在の連邦国家設立のきっかけとなった。



ハトル王国

月の神ハトルを信仰する敬虔な国。封建国家制であり、かつては分割相続で争いが多かったが、近年は長男の調子相続となり国力が高まってきた。

隣国であるセベク女王国とウェシル連邦にそれぞれハトルの伝承にまつわる聖地があるため、その聖地を奪取しようと近年軍備を増強している。



外部リンク

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