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アーレイ・バーク級の編集履歴

2013-02-01 18:00:26 バージョン

アーレイ・バーク級

あーれいばーくきゅう

アメリカ海軍のイージスシステムを搭載したミサイル駆逐艦の艦級。海上自衛隊が保有するこんごう型・あたご型護衛艦のベースとなった艦でもある。ネームシップは、元アメリカ海軍作戦部長アーレイ・バーク大将に因んで命名された。

概要

アメリカ海軍のミサイル駆逐艦。イージス・システムおよびトマホーク武器システムを搭載しており、元来はイージス艦として防空艦の任務を想定していたが、戦略環境の変化に伴い、現在では、海賊の取り締まりやトマホークによる対地攻撃など、様々な任務を遂行している。高価なイージス・システム搭載艦ではあるが、効率的な設計により、実に60隻以上にも及ぶ大量建造を実現した。なお、これは、第二次世界大戦後にアメリカ海軍が建造した水上戦闘艦としては最多である。


本級は継続的な改良を続けており、イージス・システムによる優れた防空能力、トマホーク巡航ミサイルによる対地精密攻撃能力に加え、後期建造艦では多目的ヘリコプターを搭載、さらに現在ではミサイル防衛能力も保有しつつあり、あらゆる種類の戦闘に対応できる優秀な戦闘艦となった。


なお、2005年にスプルーアンス級駆逐艦が退役したため、アメリカ海軍が保有する駆逐艦は本級のみである。


アーレイ・バーク大将

アーレイ・バークは、太平洋戦争において第23水雷戦隊の司令官となり、日本海軍相手に奮戦した。その際、麾下の駆逐艦を当時艦隊行動できる限界とされていた30ノットを超える31ノットで走らせ、「31ノットで航行中」と打電したことから、「31ノット・バーク」と呼ばれるようになった。


1955年8月には、アメリカ海軍のトップである海軍作戦部長にまで登りつめ、3期6年の長きにわたって務めた。


1996年1月1日に海軍病院で死去。彼が死去した際には哀悼の念を表するため、就役済の全アーレイバーク級駆逐艦が、上記のエピソードにちなみ、1分間、31ノットで航行した。


関連タグ

駆逐艦

アメリカ海軍

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