人類はどこからきたのか
概要
主人公らが人類の起源という究極の謎の答えを求めて宇宙へ旅立つという、SF映画。タイトルはギリシャ神話に登場する、人類に火の使い方を教えたために神の座を追われ永遠の苦しみを味わうことになった神・プロメテウスから採られた。
『エイリアン』に繋がる作品であるが、実はそこまで結び付けられている訳ではい。エイリアンシリーズお馴染みの雰囲気やあのクリーチャーなど、繋がりを伺わせる所はあるものの、独立した作品という感じが強い。
製作は徹底した秘密主義の下で行われた。
ストーリー
2089年、考古学者であるショウとホロウェイはどっかにある古代遺跡から星図を発見する。その構図は異なる複数の古代文明で見つかった星図に共通するものであった。そしてその星は遥か彼方の宇宙に存在していた。
巨大企業ウェイランド・コーポレーションは人類の起源は宇宙にあるとし、ショウら選りすぐりの科学者・宇宙飛行士からなる調査チームを結成。宇宙船「プロメテウス」に乗り込み星図の示す太陽系を目指して出発した。
2093年、目的地である衛星「LV-223」に到着した乗組員は今回の調査の目的について説明を受け、早速「クリスマスプレゼント」である謎の遺跡に突入。そこで明らかに人造物である機械や施設・謎の容器らしき物体・ホログラフィック映像・そして人の形をした異星人「エンジニア」の死体を発見する。死体の首の部分を船内に持ち込み検査したところ、このエンジニアのDNAは人間と全く一緒だと判明する。そして翌日、調査隊の2人が行方不明となってしまう。
調査隊は行方不明者の捜索を開始するが、突如としてホロウェイの容体が悪化する。そんな中、遺跡の最深部にあるものが発見される。