狡宜
こうぎの
概要
『PSYCHO-PASS』の狡噛慎也と宜野座伸元のBLカップリングを指す。
厚生省公安局刑事課一係において、狡噛は執行官、宜野座は監視官で、部下と上司の関係である。
狡噛は宜野座のことを「ギノ」という愛称で呼んでいる。
以下、項目「アニメ」「WEBラジオ」において、あまりにも狡宜すぎてファンが悶え転がった主なシーンを紹介する。
注意
この記事には、アニメ最新話の内容を含む記述があります。
未放送地域の方はご注意ください。
アニメ
- 第3話「飼育の作法」
狡噛が初めて宜野座を「ギノ」と呼んだのがこの回。
これまで二人がまともな会話をしている描写が無かったため、ファン達に衝撃が走った。
- 第5話「誰も知らないあなたの顔」
宜野座と常守朱の会話において、宜野座が「かつて俺は過ちを犯した相棒を失った」と発言をしており、宜野座が朱に送った人事課のファイルから、狡噛が3年前の標本事件(正式名称未解決事件・公安局広域重要指定事件102)より以前は宜野座と共に監視官であったことが発覚。
一部のファンからは「5話ショック」とまで言われており、狡宜ファンが一気に増えたのは、この宜野座の発言がきっかけとなっている。
- 第6話「狂王子の帰還」
八王子のドローン製造工場での金原による殺人と、コミュフィールドのアバターの狂信者であった御堂による殺人、この2つの事件の裏側に、3年前の標本事件との共通点を見出し、自分の書斎へと足早に向かう狡噛のあとを、宜野座は舌打ちしつつも追いかけた。
- 第7話「紫蘭の花言葉」
桜霜学園の生徒が遺体で発見された事件の捜査から外されてしまった狡噛が、自室での朱との会話の中で「あんまりギノを困らせてもな」と発言。
- 第8話「あとは、沈黙。」
桜霜学園の監視カメラの映像を一緒に見ている姿からは、かつては共に監視官であり相棒でもあった頃の二人を想像させる。
- 第9話「楽園の果実」
宜野座が狡噛を呼び出し、今まで「マキシマ(槙島聖護)」の存在を疑い、妄想だなどと酷評していたことを謝る。それに対し狡噛が、「マキシマ」の手がかりを掴むことが出来たことについて「俺は今 久しぶりにとてもいい気分だよ」と言い、その最後に野性的な笑みと声で「ギノ」と言うのを聞いたファンたちが、まだOP前だというのに発狂状態に陥った。
また、雑賀のもとから帰ってきた狡噛に、朱を連れて行ったことについて宜野座が言及するが、狡噛と朱が二人でドライブに行ったことに対する嫉妬ではないかと見るファンは少なくない。
- 第10話「メトセラの遊戯」
槙島たちの罠に嵌まり、舩原ゆきと共に60年前に廃線となった地下鉄銀座線周辺を逃げ回ることになった狡噛。これで狡噛が死ぬことになったらお前のせいだ、と朱に強くあたる宜野座だが、これはどう見ても、あまりに狡噛が心配で八つ当たりしているだけである。
ついに狡噛から連絡が入ったという場面で「ありったけのドローンを急行させろ!」「一台でもいいから到着させるんだ!」と必死の形相で叫んでいることからもわかるが、誰よりも狡噛からの連絡を待っていたのは、やはり宜野座なのだ。
標本事件で「戻れ」と叫んだのに、二度と"こちら側"に戻ってくることはなかった相棒が、また自分の前からいなくなってしまう。彼はそんな不安に駆られていたのだろう。
- 第11話「聖者の晩餐」
征陸が去った後、腹を鮮血に染める狡噛を見て、宜野座が息を呑む音に注意したい。「しぶといもんだな、まったく」などと発言しているが、内心安堵していたに違いない。
また、ラストのシーンで狡噛が担架の上で意識を取り戻したとき、彼が最初に見たのは、狡噛を見つめる宜野座の姿であった。それは、宜野座がずっと狡噛を不安げに見つめていたであろうことを想起させる。
- 第12話「Devil's crossroad」
ついに相棒同士であった頃の2人が登場。今では見ることは決して叶わぬ、2人してレイドジャケットを着ている姿や、頻繁に行動を共にする様子が描かれた。
標本事件さえなければ、2人はこの頃と同じように肩を並べ続けることができたのだ。
いつか、2人がまた相棒と呼び合える日は来るのだろうか。
- 第17話「鉄の腸」
槙島の捜査権を剥奪されたことに激昂した狡噛に「監視官」と呼ばれ、宜野座は言葉を失う。
その一言は、二人の立場が変化してしまったという辛い現実を、改めて彼に突き付けるものだったのだろう。
WEBラジオ
音泉にて隔週配信のWEBラジオ「PSYCHO-PASSラジオ 公安局刑事課24時」では、各回の最初にオリジナルのショートドラマが撮りおろしで収録されており、そこでも安定の狡宜が繰り広げられている。
- 第3回
(ショートドラマ)
狡噛が食べているカレーうどんの汁やネギが、宜野座の眼鏡に飛び散ったという。
しかしこれは、普通に食べていたのでは起こりえないことである。
このことから、二人がいったいどのような位置・体勢でいたのかというファンたちの妄想が広がっている。
- 第5回
(ショートドラマ)
ホロクラッキングの犯罪者を相手に、征陸智己がアニメ第5話でやっていたのと同じように、狡噛が酒を使って対処しようとするが、ホロによる物理的と見せかけた攻撃から狡噛を宜野座が庇おうとしたため、間違って狡噛が酒を飲み込んでしまう。
この酒はアルコール度数96度のスピリタスであったため、狡噛ですら明瞭な意識を保てず、代わりに宜野座がやろうとするも、同じくホロの攻撃から狡噛に庇われ、酒を飲み込む。
人生で初めて本物の酒を飲んだ宜野座は呆気なくダウン、その場で眠り込んでしまい犯人を取り逃がしてしまった、という話である。
二人が互いを庇い合うとき、押し倒す勢いでないと避けきれないのではないかと考えられ、これは六合塚弥生の前で二人が押し倒し合っている様子しか想像できない、との声も。
またこの話で最大の問題となるのが、二人が明らかに間接キスをしていること。狡噛が口をつけた酒瓶から、宜野座は躊躇うことなく酒を口に含んだのである。
最後に眠り込んでしまった宜野座を運んだのは誰なのか、ということについては、高身長の宜野座を運べるのは六合塚でなくやはり狡噛であろう、と推測される。
- 第6回
(ショートドラマ)
厚生省の最新型オートサーバーについての取材で、二人はコミッサちゃんの姿で鍋を披露することになった。宜野座は「お前と二人で鍋をつつき合うのは、俺だって気が進まん」などと文句を言っていたが、結局は狡噛に鍋料理を食べる際の注意を熱く語りすぎて撮影スタッフに怒られる始末である。
それをいいことに宜野座をからかう狡噛と、震え声で必死に演技しようとする宜野座も、なんとも可愛らしい。
(トーク)
関智一(関)「執行官は一人じゃ外出できませんから~、宜野座さんとか朱ちゃんがいないと、みんなは買い物にもいけないという」
野島健児(野)「いちいち朱ちゃんを連れて行けるっていう特権があるんじゃないですか?ちょっと温泉行きたいからみたいな、一泊(笑)」
関「お前監視官なんだから、同室で一緒に朝まで過ごす義務があるんじゃないのか?とかっていう同人誌が作られそう(笑)それが~、うん、同人誌だとそれは朱じゃなくて宜野座で~、そう、『俺は隣の部屋で寝る』みたいになるけど『待てよ』みたいな~」
野「『俺の眼鏡は取らないでくれ・・・』」
関「絶対そういうノリになりそうですよね(笑)そういうのも、まぁ、1回ぐらいやってもいいんじゃないですか?公式でそういうのやっちゃえばみんなも同人誌作りやすいでしょ」
・・・※念のため記しておくが、これは公式のラジオである※・・・
- 第8回
(ショートドラマ)
父親に会うため公安局を訪れた少女が、父親の特徴を「前髪(正しくは前上)」「眼鏡」と言ったことから、狡噛はこの少女を宜野座の隠し子であると勘違いしてしまう。
お父さんのことは好きかい、という問いに返された「大好き」という少女の答えを聞いた狡噛の反応は、どこか寂しげに聞こえる。
また、疑いをかけられた宜野座の「俺に娘なんている訳ないだろ!」という少々過剰な反応から、ますます彼の童貞疑惑が強まった。