季節風のモンスーン
ある地域で一定の方角への風が特によく吹く傾向があるとき、その風を卓越風と呼ぶが、季節によって風の吹く方角(卓越風向)が変化するものをモンスーンと呼ぶ。
ゲーム『METAL GEAR RISING REVENGEANCE』のモンスーン
貴様のミームはここで途絶える!
概要
CV:江原正士
デスペラード・エンフォースメントLLCに属する破滅を呼ぶ風(ウィンズ・オブ・デストラクション)の一人。 強力な電磁石が内部に搭載されており、身体を自由に分割できる特別性のボディを持つ全身サイボーグ。
インドネシア出身でクメール・ルージュの大虐殺の生存者。そこで殺意や憎悪といったミームに感染し、殺戮のミームを振りまくバケモノと化した。世界の動き、人間の行動も全ては自然の摂理(ミーム)によって引き起こされるものであると雷電に説き、それで彼の戦意を殺ごうとしたが逆に彼を吹っ切らせてしまう事となった。ストーリー的にはとんだかませ犬だが、実際に戦うとシノギなしでは勝てない強敵である。
実力
ローレンツ力を利用した電磁石の能力を持つ二本のサイ状の専用武器「ディストピア」を使い、腕を分割して伸ばすことでサイの届く距離を伸ばす、剣の軌道にあわせて分割することで斬撃を避ける、上半身と下半身を分けて別々の方向から攻撃するなど多彩な戦い方を可能とする。
またスモークグレネードを使って視界を奪っての多方向からの奇襲も得意とし、スモークグレネード自体にも微妙にダメージがある。更に磁場でボディ以外のものも操ることができ、周囲にある金属製のものを投げつけることもできる。
上記のような多彩で多様な戦闘方法や、磁場の発動で雷電の攻撃を簡単にかわすなど、倒すのが容易ではない強さを見せ、雷電(もといプレイヤー)を想像以上に苦しめた。