概要
ダークファルスとは、ファンタシースターシリーズのほぼすべてのゲームでラスボスを張っている大型BOSSエネミーである。(一部登場こそしているがラスボスではないことがある)
遡っていくと様々な種類が存在するが、全員が同じ存在なのかどうかは不明だが、記憶を共有している可能性が指摘されている。
簡易説明
全部あげていくとキリがないほか正確なデータが少ないので、ここではファンタシースターオンライン以降の比較的有名なダークファルスを簡単に説明する。
惑星ラグオルのダークファルス
ダークファルス(リコ)
ハンターズの一員である英雄リコ・タイレルを憑代に復活したダークファルス。
元はラグオルに封印されていたのだがパイオニア船団の調査隊が誤ってその封印を解いてしまった。
手足は存在せずモノリスのような飛翔物体と言った形状をしている。
オルガ・フロウ
英雄ヒースクリフ・フロウウェンがD因子に浸食されたのをパイオニア船団の政府が研究のためにAIユニット『オ・ルガ』でコントロールしようとして失敗し、結局地下廃棄場に投棄されたもので、厳密にいうとダークファルスとは違う。
手をイメージした4本足と一本の尻尾を持つ第一形態と、手の形に展開する胸部とこれまた手をイメージした2匹のマグ「ガエル&ギエル」を従えた人型の最終形態を持つ。
特に最終形態での特殊な確殺攻撃である通称:『死の宣告』は多くのハンターズを恐怖させた。
10年以上後に発売されたPSPo2iでも再登場するが、この時はまだD因子の浸食が限界域まで達していなかったためか原作では助からなかったフロウウェンの生還という違う結末を見せた。
グラール太陽系のダークファルス
ダークファルス(ハウザー)
巨大蛇『ディー・ロ・レイ』のような第一形態と魔人のような上半身に第一形態が下半身として合体した最終形態を持つSEEDフォームの神。
特に最大HPの80%の固定ダメージを与える巨大隕石が脅威。
旧文明時代に一度リュクロスによって封印されかけるもAフォトンリアクターに寄生することで封印を回避しており、長い時をかけて現代に蘇った。
基本はハウザーが憑代だが展開次第で後3人憑代が追加される。
3年後を舞台にしたPSPo2でも登場するが、ラスボスの座は超巨大スタティリアのオルガ・アンゲルス(或いはオルガ・アナスタシス)に奪われてしまい、中ボス的な扱いを被ってしまった。
余談だが、ダルク・ファキスというHIVEにいるSEEDフォームはこのダークファルスのコピーである。
ダークファルス・ディオス
ナギサが集めていた欠片から復活した人馬一体型のダークファルス。
破滅的な破壊力を持つ各種攻撃のほかに、足と胸部、頭部(最終形態ではさらに尻尾にも)にあるコアのうち、他とは違うコアを攻撃しなければダメージがほとんど通らない、HPが減るとプレイヤーの魂を奪って余ったコアに取り込み身代わりにする(プレイヤーの魂が取り込まれたコアを殴るとその魂の持ち主にダメージが反射される)という初見殺しの応酬が待っている。
基本憑代はナギサだが、展開次第ではワイナールがそれを引き受ける。
また、展開次第ではそもそも登場する前にストーリーが終わってしまうこともある。
オラクル船団のダークファルス
ダークファルス【巨躯】
ダークファルス【若人】
ダークファルス【仮面】
ダークファルス【双子】
パッと見普通の人間と大差ない姿も持っているダークファルス御一行。
そのためか、あるいは性格設定がなされているためか、他のダークファルスと比較して
圧倒的に絵が多い。
詳しいことはファンタシースターオンライン2の該当項目を参照。
余談
設定上オリジナルのダークファルスも少なからず存在する。
ダークファルスと共存する者、ダークファルスを喰った者、あるいは宇宙の守護神であるダークファルスなどと根底から違う設定のものまで掘り下げていけばきりがないほど。