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アレクセイ・ゼルゲンの編集履歴

2013-06-20 01:51:56 バージョン

アレクセイ・ゼルゲン

あれくせいぜるげん

スクウェア/スクウェア・エニックスのコンピュータRPG『サガフロンティア2』の登場人物。

概要

東大陸を中心に活動をするディガーの1人。しかし発掘するに適した術の資質には恵まれておらず、他のディガーのパーティに入っておこぼれをあずかることしか出来なかった。弟にニコラおよびピーターがいる。

経緯

ある日、ヘンリー・ナイツ(ウィルの父)率いるパーティに兄弟揃って参加する。ヘンリーは人格者で術の資質にも恵まれていたため、優れた発掘力があり、それゆえ彼は妬ましく思っていたという。しかし、探索のために下調べに訪れたヘンリーは、メガリスの異様さからこれ以上の探索が危険と判断し、本格的な発掘を断念する。

だがメガリスとは、危険も多いが当たりを引けば多大な功績と宝が手に入るという、人類にとってはいわば人生をかけたバクチ場に等しい場所であった。才覚に劣る彼が、そのような場所を目の前にして、リスクを考えて拒否するはずがなく、兄弟だけで探索に走った。

確かにそこには、先行文明の遺産であるクヴェルがあった。先行種族の道具として使われていたそれらの代物は、人類とは比べ物にならないほど術に長けていた者が使うことを想定していたため、物によっては人類が手にしただけで魔力を暴走させ、アニマ(≒魂)ごと変質して怪物に変貌したり、自滅に至ったりするが、運よく人類に都合よく使える物であれば、人類の作る同種の道具より遥かに高い性能を持つ宝になる。

だが、そのクヴェルは、人類に都合の悪いものであるレベルを通り越して、人類に明確な意思を持って襲い掛かる代物——エッグであった。それは、手にした瞬間に精神を根っこまで支配され、本人は支配された自覚も無く、先行種族の意思のままに人類へ攻撃を仕掛ける代物。

エッグは、最初弟のピーターが拾うも、ピーターがあまりにも術が苦手だったため、その場で死亡。さらにそれをニコラが拾うと、間もなく暴走を開始し、町に戻るや否や手当たり次第に住民を襲撃し、死者も出した挙句自爆。ヘンリーがそれを拾うと、人が変わったように突然町を出て行ったという。

その本質を見抜けるはずも無かった彼は、なんとしてもあのクヴェルを欲した。そして、願ったり叶ったり——アレクセイはヘンリーの家に呼び出された。エッグに洗脳され手が付けられなくなったヘンリーは、妻キャサリンによって不意打ちで軽傷を負わされ、その隙にキャサリンからエッグを持っていくよう頼まれたのだった。

思わぬところで目的の品が手に入ったが、エッグの性質にはもう1つ固有の特徴があった。それは、宿主を変えた場合、前の宿主を殺して、そのアニマ——いわば魔力·魂エネルギーの全てを根こそぎ奪い、自身の力として蓄積するというものだった。そして、以前からヘンリーに感じていた劣等感によるコンプレックスが後押しして、ヘンリーとキャサリン両名の殺害に及ぶ。

当時幼かったウィルは、この事をなんとなく知っていたらしく、15歳のディガー初デビューの際に彼の名を耳にした途端、疑惑をハッキリとさせ、彼は追われる身になる。どうにかアレクセイは、ウィルに「真実を都合のいい部分だけ教える」ことでウィルを精神的に追い詰め、煙に巻こうとするも、ウィルの仲間にアレクセイの行き先を横から訊かれていたことで、本格的に追跡されることになる。

そして、石切場跡にて、道中手に入れた「魔除けのクヴェル」で強大なドラゴンを従えていたため、都合よく迎撃に使ったが、それもニーナ・コクランの命がけの術で破られ、本人も直々に戦ったが完膚なきまでに敗れ去り、谷底に突き落とされ死亡、エッグの餌となった。

彼は、劇中で明確に活動の様子が描かれた、最初のエッグ所持者である。

関連

サガフロンティア2 エッグ(サガフロ2)

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