概要
クラスは剣士。
傭兵として各地を放浪していたところをグラドに雇われる。無類の賭け好きであり、とくにコイントスによる賭けを好む。美人のナターシャを斬るのは気が進まなかったため賭けを挑み、負けたということで寝返る。仲間になるときや支援会話でも、賭け事絡みの会話が多い。イカサマも得意だが、過去に自分がハマって痛い目を見たために身に付けただけであり、それで勝負に勝つことはしない主義。
その正体は、10年前に出奔していたジャハナ王国王子。エイリーク編を経由しなければ正体が判明することはないが、後日談では両編とも「国王になった」と明記されている。一国を治めるという堅苦しい役職や窮屈な王宮の暮らしを嫌い、身分を捨て諸国を巡って見聞を広げる目的で、「世を知るため旅に出る」という手紙を残し、一人旅に出た。そこで気ままな傭兵生活を送っていたが、母への負い目はあったらしく、ジャハナへ戻った際は母を救えなかったことを悔いていた。ケセルダとは傭兵時代の仲間で互いに認め合う悪友であり、彼とのタッグで右に出る者はいなかったらしい。
賭け事にハマったのは、勝負の行方は力以上にツキが左右すると信じているため。戦いが終わった後、王としてジャハナを治めるため、ジストやマリカなどに声をかけている。