概要
バレンヌ帝国の隣国であるカンバーランドの王に仕える男性。
王の末っ子であるトーマ王子の守り役である(書籍『ロマンシング・サガ大全集』によると「国の宰相にしてトーマの教育係」)。
しかしその本性は王国乗っ取りを企む陰謀家で、遂には王を暗殺し、トーマを後継者に祭り上げてクーデターを起こす。
王国を手土産に七英雄に取り入り、永遠の命を手に入れることを最終目的としている。
皇帝の活躍によってクーデターが阻止されるケースと、乗っ取りに成功した後に皇帝に討たれるケースの2つの結末が存在するが、いずれにしても皇帝の手で倒さないとカンバーランドは帝国の領土にできないためホーリーオーダーも仲間にならず、またボクオーンに対して有効な帝国戦艦の作戦が利用できない。
戦闘では人間型の手下を従えて現れる。自身も全体攻撃術を複数身に付けている。
国内の北の果てに砦を持っているが、名前に反して通路と倉庫ばかりあり、自室らしきものは見当たらない。
名前の語源は公式には明言されていない。また公式イラストも存在せず、年齢も不詳である。
彼が取り入ろうとした七英雄が誰なのかは不明だが、ステップからモンスターを招き寄せているらしい事と、取引に応じそうな性格からしてボクオーンが有力である。