概要
『超高校級の幸運』苗木誠と、『超高校級のスイマー』朝日奈葵のカップリングが描かれた作品に付けられるタグ。
直接的な恋愛描写は無いため、二次創作カップリングとして扱われる。
ダンガンロンパには自由行動というシステムが存在し、
(非)日常編パートにて仲間たちと交流を深め、親密度を高めると
各キャラクターごとに会話イベントが発生する。
これらのイベント内容は通信簿に記録され、ゲームの本筋に影響を与えることはないものの、
彼らの内面や事情を知ることが出来る。
朝日奈の会話イベントは、彼女の運動・食事に関する話題が主なものとなっているが、
通信簿ラストのイベントにて、朝日奈は自室へと苗木を呼び出す。
そして「自分は『女』として魅力的か」と問いかけ、
更に、質問の意図を掴めない苗木に「恋人になってほしい」と赤面しながら告白するのだった。
なお、実際は『恋人』ではなく『恋人のフリ』をしてほしいとのこと。
朝日奈は「女らしくない」と言われており、それは自分が恋をしていないせいだと考え、
シミュレーションによって克服しようと思い、その相手役として、苗木を指名したのだった。
その際、「こんなことを頼めるのは苗木くらいしかいない」「他に仲の良い男友達もいない」と発言している。
気になる異性はいるが、こんな話は出来ないため、都合の良い苗木を抜擢した――
という解釈も出来なくもないが、ここは素直に発言をそのまま受け取ったほうが良いだろう。
そしてシミュレーションを開始するが、朝日奈はシミュレーションすら満足にこなせない。
というより、シミュレーションを始めることすら出来ない有様だった。
女として致命的に駄目なのかと落ち込む彼女に、「無理せず朝日奈さんらしいほうが魅力的だ」と苗木は説く。
朝日奈も、「苗木の言うことなら信じられる」と立ち直るのだった。
胸のつかえがとれた朝日奈。
「苗木とのシミュレーションは楽しかった」と、いつかまた手伝ってもらおうと画策する。
精神的に疲弊し、「もういい」と断る苗木に対し、朝日奈は照れた顔で最後にこう言うのだった、
「じゃあ……今度はシミュレーションじゃなかったりして……」