クーゲル
くーげる
アニメ「翠星のガルガンティア」の登場人物。
人物像
人類銀河同盟の軍人で、階級は中佐。
主人公レドの上官にあたる。
ヒディアーズの駐留する宙域から同盟軍が撤退する際、自ら殿を努めレドを送り出すが、消息不明となる。
その後、レドとチェインバーのように地球へ漂着。
そこで風土病に罹ったため減菌状態のストライカー機内に留まっている。長い間コックピットに引きこもっている為、髪や無精髭が伸びている。
レドが漂着した場所から丁度地球の裏側に着いたクーゲルはそこで出会った船団に秩序を与えて従わせてクーゲル船団を形成。
住民からは教祖のように、ストライカーは神の使者「雷の巨人」として崇められており、姿を直に見せないことで恐怖と畏怖を覚えさせ、ストライカー機内から指示を出して船団を率いている。
地球で自らの船団を中心に地球人類に同盟の思想を啓蒙して、クジライカ=ヒディアーズを討伐し、地球人類を統合しようと考えおり、ピニオンやラケージら傘下に加え、その上でレドに協力を求めた。
ヒディアーズの真実は以前から知っており、同盟上層部では暗黙の了解とされていた事をレドに明かしている。
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真実(ネタバレ注意)
ガルガンティア船団も併合しようと啓蒙作戦をレドに命じたが、レドはこれを拒絶しチェインバーに乗ってストライカーと交戦。
奮戦の末にレドはストライカーを押さえつけてコックピットを開けるが、クーゲルは既に死亡しており、その亡骸は外気に触れるとレドの目の前で風化し崩れ落ちた。
実際にはクーゲルは風土病ですでに死亡していたが、ストライカーは単独でクーゲルの遺志を受け継ぎ同盟思想の下に船団を操っており、レドや船団の民に対してはクーゲルの姿と音声を再現してその死を欺いていた。