ロボット、戦艦としてのマクロスはこちらを指す。
概要
1999年7月に地球に落下した、異星人「プロトカルチャー」の宇宙戦艦「ASS-1」
(シリーズによって「プロトカルチャー」が「メルトランディ」となっているが種族の大元は「プロトカルチャー」なのでこちらで表記する *ウィキペディア等を参照)
これにより地球人は外宇宙からの驚異を認識し様々な経緯を経て「統合政府」を樹立
落下した宇宙戦艦を「SDF-1」とし修復・改造
2009年1月に「SDF-1」を「マクロス」と命名。
同年2月就航、ゼントラーディー軍の太陽系内出現に際して「プロトカルチャー」が仕掛けたプログラム(ブービートラップ)により、主砲「マクロスキャノン」発射、戦闘(さらに戦争)に発展、周辺の住民を艦内に収容し宇宙への脱出を行い、その際の浮上でAOTを利用したメインエンジンを消失、またこのときに二隻の空母と連結する
フォールド航行による敵の砲火からの脱出を試みるも失敗、太陽系外周にデフォールドし、その際にフォールドエンジン消失
以上の理由から冥王星宙域から地球まで通常エンジンでの航行を余儀なくされる。
航海中の土星近海での戦闘において、艦のブロック構造を利用した「トランスフォーメーション」を行うことでエンジンを直結、メインエンジンを失いながらの主砲の発射に成功。
同宙域での戦闘においてエンジンの不調による二度目の主砲発射の失敗に伴い、対艦格闘戦術「ダイダロスアタック」を行い、一定の戦果を上げる。エネルギーの節約のためこの戦術はその後多用されるようになる(以降に関連項目)
同年11月マクロス地球に帰還、帰還中に「ゼントラーディ」の捕虜となった民間人を含む4名を救出するために再度出撃。
2010年1月マクロスに「ゼントラーディ」の兵士亡命、後にブリタイ・アドクラス艦隊との和平の糸口となる
同年2月ブリタイ・アドクラス艦隊と和平、ボドルザー旗艦艦隊と戦闘、辛くもこれに勝利。戦闘終了後マクロスは地球・アラスカに建造された「グランドキャノン」砲口に着陸。
同年5月マクロスシティ建設開始、その後長期にわたり戦艦としての機能を停止。
2040年「シャロン・アップル事件」発生、人工知能によるヴァーチャルアイドル「シャロン・アップル」によってマクロス再起動、事件の収拾と共に機動停止。
2050年「ラクテンス」によるクーデター発生に際しサウンドジャミングシステム「ディッツォーバフレーテ」の発信装置として利用され、頭部を破壊される。
2090年代マクロスシティ郊外でモニュメントとして保存されていた。ブービートラップは残されており、時折主砲が発射されることからマクロス警報が発せられている。マルドゥーク艦隊迎撃の為に起動し、マクロスキャノンを発射するもマルドゥーク母艦の反撃により消滅、分離脱出した頭部ブリッジも着地の際に大破している。
トランスフォーメーション
艦首を上にして艦を倒立させ、中央部のブロックを組み替えた形態。
両舷にドッキングした空母を艦橋の水平に対して平行に設置した結果、人型の様になる
このためSDF-1においては厳密にはロボットではない。
大型航空母艦プロメテウスと大型強襲揚陸艦ダイダロスが両腕として改造されて接続されているが、劇場版ではアームド級宇宙空母が接続されている。
ダイダロスアタック
右舷にドッキングした空母の艦首にバリア(ピンポイントバリア)を張り、敵艦に衝角攻撃を行った後、艦首の揚陸機構によって内部へと攻撃、破壊する戦法。
主砲使用不能による緊急の戦法だったが、その有用性は高く後の戦闘でも多用される
そのためいくつかの同型艦を除き、後の後継艦は完全に人型を想定した変型を行い、マニピュレーターを備えるものまで存在する。
右舷にドッキングしたプロメテウスの場合は「プロメテウスアタック」と、アームド級宇宙空母の場合はゲームで使用された名称である「アームドアタック」が使われている模様。
関連イラスト
後継艦
マクロスキャノン
主砲としてゼントラーディ大型戦艦を四隻連結した砲艦。砲撃体型へトランスフォームを行う。
新マクロス級移民船
バトル7
マクロス7船団の旗艦・マクロス7の戦闘ブロック。
有事の際には都市ブロックであるシティ7を分離し、戦闘態勢に入る。
バトル13
欠番扱いでアイランド部分は建造されず、バトル艦のみが建造された。
バトル・フロンティア(バトル25)
バトル・ギャラクシー(バトル21)
マクロス・クォーター
民間軍事プロバイダー・SMSが有する機動戦艦。
その名の通り初代マクロスの四分の一サイズで、強攻型にも変形可能。