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オコリンボールの編集履歴

2013-10-30 01:48:31 バージョン

オコリンボール

おこりんぼーる

ウルトラマン80に登場したトラウマ怪獣

データ

別名:コブ怪獣
身長:10センチメートル~60メートル
体重:最大4万8千トン
出身地:宇宙

ウルトラマン80第20話「襲来!! 吸血ボール軍団」に登場


ウルトラマン80に登場した怪獣。「制作スタッフはふざけているのか?」と言いたげな名前だが、そのトラウマ具合と、地球人類に与えた被害はウルトラシリーズでも上位にランクインする程である。というか見た目もすげえ気持ち悪い。


本体であるマザーボールと、端末である子ボールからなる「吸血ボール」が合体して誕生した。

吸血ボールは当初はマザーがドッジボールくらいの大きさ、子ボールはテニスボールぐらいの大きさであるが、獲物となる生物の血液を吸収することでどんどん巨大化する他、分裂して際限なく増殖していくというとんでも無い性質を持っている。

さらに吸血ボールは獲物の首筋に取り付いた後、触手を対象の脳と心臓部分に伸ばして、あっという間に吸血するので通常の外科手術での切除は不可能。劇中ではUGMのタジマ隊員がとり憑かれた際は、タジマ隊員もろとも冷凍状態にして切除に成功したが、こんな方法は余程設備が整った医療環境で無ければ不可能な為、劇中被害にあった一般市民は全員死亡したと思われる。対症療法としては常に輸血し続けるというのもあるが、前述の通り巨大化・増殖するであろうので、逆効果だと思われる。


マザーはある程度巨大化すると光線を発射することも可能であり、自らを守る為に子ボールを集結させてオコリンボールとなる。ブヨブヨした群体の為に打撃や投技はまるで通用しない上に、頭部のマザー以外にはダメージそのものが通らず、80のサクシウム光線の直撃も子ボールを切り離して耐えてしまっている。マザー自体の防御力もかなり高く、ウルトラアイスポッドとウルトラスラッガーを立て続けに喰らったに関わらず逃走する程。更に切り離した子ボールは爆発性があり、まき散らしながら大爆発して周囲に被害を与えるいう、最初から最後まで始末におえない存在である。



劇中の行動

地球に帰還中であったUGMのムーンセレナーデ号を襲撃し、これを破壊した後に地球に侵入。世界中に降り注いで片っ端から通行人を襲ってミイラにしていき成長・増殖していった。

UGM極東支部にも侵入し、基地職員を多数殺害(内二名は火災による自爆だが)、タジマ隊員も被害に合う。日本各地でパニックに陥った市民を襲い続け、吸血ボール対策世界会議の会場も襲撃して各国大使も被害にあう(何故一番被害の大きい日本で態々開催したんだ?

UGMも極東支部の航空戦力の総力を挙げて戦うが、次々増殖・巨大化していく吸血ボール相手に、手が回らない状態であった。ようやくマザーボールを発見し、これを総攻撃していく最中、危機を感じたマザーボールは子ボールを呼びオコリンボールとなった。

ミサイル攻撃も物ともせずエースフライヤー隊は全滅、変身したウルトラマン80の攻撃もまるで通用せず猛威を振るったが、起死回生のウルトラアイスポッドでようやくマザーにダメージを与え、子ボールは全て破棄(前述の通り全部爆発して街に被害を与えたが)、ウルトラスラッガーを浴びせたことで宇宙に逃走を図る。必死に逃げるも再度ウルトラアイスポッドを浴びてようやく倒された。


結果的にオコリンボールは倒されたが、前述の通り劇中で襲われた人々はおそらく全員死んでるであろうので、直接人間を殺害したという数ではウルトラシリーズでも相当上位であろう。

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