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センシティブな作品

ジュエルペットサンシャイン

じゅえるぺっとさんしゃいん

サンリオ&セガトイズの企画によるマスコットキャラクター『ジュエルペット』のテレビアニメ版第3期シリーズ。2011年4月から2012年3月まで放送された。

作品解説

正統派魔法少女アニメであった前作『ジュエルペットてぃんくる☆』から大幅に路線変更。

登場人物達の『夢と恋』をメインテーマに据えながら、昭和ネタやどう考えても大人向けなネタ、往年の名作映画のパロディ、20世紀の流行歌が多数盛り込まれた青春カオスギャグアニメとなっている。

前作から続けて観た人はそのあまりのギャップに戸惑うこと必至であり、女児向け銀魂女児向けカブトボーグなどとも呼ばれているが、サンリオアニメとしてはむしろこれが本来の路線である。

声優面では前作『てぃんくる☆』とは違い、主役格のルビーと花音を除きジュエルペットと人間、両方こなす二役以上の配役がザラというのが多くみられる。

特にラブラ役の沢城みゆきはジュエルペットのオパール、カイト、人間キャラの藍沢晶子、寮のおばちゃん、計5役。

男性陣では上田燿司が八木沼、錦織猿之助、ストロベリーカフェのマスター、ドラゴン校長の計4役。

これらのキャラを演じ分けるシーンも多々存在するので、カオスギャグだけでなく演技面にも注目してもらいたい。

ちなみに先述の通り昭和ネタや懐かしいギャグが多数含まれているのだが、キャストの大部分を占める若手出演者にもわからない物がかなり多かったらしく、その度にジュエリーナ役の皆口裕子や上田燿司、イルカ先生役の岩崎征実が現場で説明していたという。

(ネタの中にはかつて皆口裕子自身がナレーションを務めたねるとん紅鯨団のパロディもある)

世界観

ジュエルペット達が生活するジュエルランドと、人間達が生活する人間界の二つの世界があり、それぞれ交流がある。

その為、ジュエルペットの存在は人間界にも認知されている(ただし珍しい存在ではあるらしい)。

物語のメインとなる舞台はジュエルランドの学校で、そこには人間界からの留学生や教職員も多数在籍しており、ジュエルペットと人間達が同じ環境・同じ立場で生活を共にするという、非常にシュールな光景が描かれている。

その構成もかなりイビツ(特に主人公達のクラスである梅組)で、人間やジュエルペット達にイルカ・ヤギ・ゴリラ・ワニ・ロボット・蚊などまで混じっている。一応、ジュエルペット扱いではあるらしい。ただしロボットはどっちか不明。

また、ルビーや花音などの主要人物は大半が高校3年生。

ジュエルペットシリーズでは年齢設定が最年長に位置づけられている。

物語

ジュエルランドにある全寮制の学校『サンシャイン学園』の3年梅組とは、通称「おちこぼれ組」と呼ばれる強烈な個性派揃いのクラス。

ジュエルペットのルビーは、仲間達と元気に学園生活を送っている。しかしルームメイトの花音とは喧嘩ばかり。花音はクラスメイトの御影に想いを寄せているが、ひょんなことからルビーも御影に惚れてしまい、話はこじれるばかり。

おまけにラブラとエンジェラはグルで問題を起こすわ、不良生徒がいるわ、奇怪な生徒もいるわ、意味不明な騒動が起こるわでいつも学園は大騒ぎ。

だがそんな彼らにも卒業の時は迫ってくる。はたして激しくも楽しい学園生活の果てに彼らが見つける「夢」とは……?

主題歌

OPテーマ「GO! GO! サンシャイン」3:51

歌 - 五條真由美

EDテーマ「イマドキ乙女」3:49

歌 - 増山加弥乃&望月美寿々

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