概要
水と緑の豊かな地に生息するナルガクルガの亜種。
草色をベースに黄色、茶色、黒などの様々な色が複雑に混じり合った体毛(班毛)を持ち、
その外見から「緑迅竜」とも呼ばれる。体格は通常種よりも大型化する傾向があるが、俊敏性はむしろ通常種以上に高く、性格もより狡猾。
狩りの際には一か所に留まらず、跳躍を繰り返して獲物や外敵の視覚から外れようとする傾向が非常に強い。
斑毛のおかげで比較的明るい場所でも密林などの風景に溶け込みやすく、
気配を感じた時には打ち倒されてしまっていたというハンターも多い。
水辺で狩りを行う事も多いため、水音をあまり響かせず、尚且つ素早く獲物に近付けるように
連続で跳躍できるように進化したと考えられている。
武器としての尻尾の扱いも通常種より長けており、
一撃目をフェイントとして、続く二撃目でより強烈な攻撃を叩き込むといった芸当も見せる。
また、尻尾から射出される尾棘は一撃の殺傷力は低いものの、直撃すればまず意識を保つ事は出来ない。まだ確認されてから日が浅く情報が少ないため、狩猟には制限が設けられており、
比較的ハンターランクの高い者にのみ狩猟が許可されている。