概要
地中から現れ人間を襲う古代生物グラボイズとそれに対抗する人間たちの物語。異形の殺人生物に襲われる恐怖を描いたモンスターパニック作品であるがシリーズ通して作風は明るめ。
グラボイス及びその成長体
グラボイズ
巨大な蛇もしくは芋虫のような太く長い体をもつ古代生物。地面の下を高速で進み獲物に接近、砂中に引きずり込んで捕食する。視覚ではなく聴覚で周囲の状況を探知しており音によって誘導することも可能。元来の知能はさほど高くないが学習能力が高く、人間の作戦を掻い潜る狡猾さも見せる。
シュリーカー
成熟したグラボイズの体を内側から食い破り出てくるグラボイズの変異体。一体のグラボイズから三体のシュリーカーが産まれてくる。地中ではなく地上を走りまわる足が発生しており熱で得物を感知する。最大の脅威は増殖性で十分なだけの栄養を摂取すると短時間で同じシュリーカーを産み鼠算式に増えていく。
アスブラスター
シュリーカーから脱皮する形で成長した姿で飛行能力を有する。獲物の感知手段は成長前と同じく熱。グラボイズから始める成長の最終段階らしく体内にはグラボイズの卵を抱えている。
バート・ガンマー
先祖まで含めればシリーズ皆勤賞の登場人物である意味この作品の顔とも言えるおっさん。
サバイバル主義者で無類のガンマニアということを考慮しても生存力が並外れている。
他の映画ならほぼ間違いなく死んでしまうような状況(密室に怪物が侵入してくる、怪物に呑み込まれるなど)でもなんやかんやでしぶとく生還する。