概要
ハンナ・ユスティーナ・マルセイユは任官後はハルトマン少尉(当時)と共にJG52第4中隊に配属される。
初陣でネウロイをドッグファイトに持ち込み初撃墜。
その後も立て続けに撃墜し、2級鉄十字章、次いで1級鉄十字章を授与。
しかし撃墜数を稼ぐために命令を無視して深追い、長機の護衛任務を捨て単騎突撃等を繰り返したため、命令違反と軍規無視、ユニット破壊の懲罰として3日間の禁固処分を受ける。
このとき上官だったバルクホルン中尉(当時)も「信頼できない部下」との評価を下している。
結局部隊に馴染めないまま第27戦闘航空団(JG27)第1飛行隊に転属。部隊がアフリカに移動したことから立場が好転。
ライーサ・ペットゲンは元々JG27の第3中隊に所属していたが、マルセイユが転属してくるとその僚機に任命された。
同隊はメンバーが大幅に減少し、一時期はマルセイユと2人だけになっていた事もある。
当初は命令として特別な感情を抱いてはいなかったが、次第に単なる僚機でなく一種の崇拝者のようになっていく。
子供っぽい外見ながら、おとなしく寡黙ながらも芯の強い性格。
マルセイユが「いいところのお坊ちゃん」と評したように、少年のような言動と行動が多く、物腰が柔らかく丁寧な口調が特徴的。
口数があまり多くない為に本人の戦果や能力はあまり伝わってこないが、マルセイユの挙動に付いていき、戦場でその背中を守り続けられる空戦能力は、他の部隊ではより高い戦果を挙げられるのではないかと見られている。
本人はマルセイユと一緒に飛ぶ事が最大の幸せであり、他の部隊に異動する事は全く考えていない模様。
マルセイユに対して崇拝に近い念を抱いており、彼女のサポート役を自認しつつもプライベートでは一定の距離を置いている。
6機を撃墜しエースの一人となった時も、マルセイユのおこぼれを貰っただけとして戦果を誇る事はなかった。
関連イラスト
※このイラストの題名は『ティナライ』(ティナはマルセイユの、ライはライーサの愛称)