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ばいきんまん

ばいきんまん

ばいきんまんは、やなせたかし原作の『それいけ!アンパンマン』シリーズに登場する、悪役兼準主人公的キャラクターであり、アンパンマンの宿命のライバルである。
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概要

CV 中尾隆聖
アンパンマンシリーズの悪役兼準主人公的存在で、アンパンマンの宿命のライバル。アンパンマンをやっつけて、世界中をばいきんだらけの世界にするため、ばいきん星からいのちの星を追っかけてアンパンマンワールドにやってきた。

大概は人のものを盗んだり、食べ物を横取りしたりする等の”いたずら”をして、アンパンマンに懲らしめられる、という勧善懲悪の悪である。
アンパンマンを敵とみなし、自らが「正義の敵」である事に誇りを持っているらしい。

最初に登場した絵本『あんぱんまんとばいきんまん』では羽が大きく、痩せている。最初のモチーフはハエだったが、そこからどんどん変化して丸っこい体型になった。
背中に生えている羽は最初はトンボのように大きかったが、徐々に小さくなった(これを使って空を飛ぶことができるが、たまに本人も忘れている)。

性格

とにかくいたずらや悪さが大好きで、いつもみんなを困らせることばかりする。知能や頭脳もそれなりに高いようで、自ら自作した数々のマシンを駆使することもある。どんなに懲らしめられても決してめげずに悪の道をまい進しようとする努力家な一面も持つ。

普段は暇を持て余して町をうろついていたり、パン工場でのアンパンマンたちの会話を盗み聞きしたりしており、その中で数々のいたずらを思いついては実行に移している。
ハヒフヘホー!!」という独特の笑い声で人前で登場しいたずらを実行するパターンが主である。

だが、そのいたずらや悪事はいつも失敗に終わる。失敗のパターンとしては、ストーリーの序盤でゲストキャラの何らかの攻撃によって一旦退けられ、その後ゲストキャラから攻撃手段を奪ったり、拉致したりしてピンチに陥れるも、アンパンマンによって再び敗れる、といったものが見られる(初めのゲストキャラの攻撃がない場合や、ゲストキャラではなくアンパンマンがアンキックなどで撃退する場合もある)。アンパンマンについても、顔を濡らすなどして弱らせることに成功し、とどめの一撃まで行くところがあるが、新しい顔が用意されることで必ず形勢が逆転する。そうするとばいきんまんは自暴自棄になって、主に体当たりやUFOから大量の武器を出して「ばいきんパンチ」を繰り出すが、アンパンマンのアンパンチで確実にやられ、「バイバイキーン!!」と言い残し、山の彼方に吹っ飛んで、ばいきん城まで飛ばされてしまう(他のキャラクターと一緒に必殺技を繰り出すときは、ダブルパンチ、トリプルパンチが多い)。

アンパンマンが新しい顔になったときは(映画の場合は分からないが)、高い確率でばいきんまんの負けフラグが立つ。

時々、片仮名表記で「バイキンマン」と書かれることがあるが、平仮名表記が正しい名前である(ただし、原作者のやなせたかしもしょっちゅうカタカナで書いていた。)。
また、映画『それいけ!アンパンマン ばいきんまんvsバイキンマン!?』では
ばいきんまんの偽者「バイキンマン」が登場している。


とは言え、大人の感覚からいうと、アンパンマンとは喧嘩をするほど仲がいいという感覚の間柄のようである。実際本人から『本当は仲がいい。』と言っている。
仲いいなお前ら
アンパンマンシリーズには欠かすことができないキャラであるのも、その理由の一つ。何かと言って、アンパンマンと共演している姿が多い。

作中では他のキャラクターにいたずらをしたり、何かを独り占めしようとすることが多い「悪役」ではあるが、彼は決して「悪人」ではない。
ただし、前途でも述べたようにアニメ版などいくつかのエピソードでパン工場を水没や砂漠化させたりロールパンナに悪の心を植えつけて洗脳するという非道な行いもしている。映画版ではパン工場を炎上させたり(『勇気の花がひらくとき』)、町を全壊させたり(『いのちの星のドーリィ』『ゆうれい船をやっつけろ!!』)など、かなり残虐なこともしている。また、TVシリーズ本編でも多分、これはスネ夫の名言、「映画ののび太はかっこいいことを言う」と同じなんだろう

要するに、彼の基本的な姿勢は「悪役」であり、作品によってその悪事のレベルは異なる。しかし、本質的な意味で根っからの「悪人」「悪党」ではないので、たまにはいいこともするわけである。
話によっては自分から誰かを助けたり、仕事を手伝ったりすることもある。
実はアンパンマンを助けたことだってある。やなせは「ばいきんまんにはばいきんまんなりの正義があります」ということである。
「悪役」であること、そして「諦めないこと」が彼のアイデンティティ。
映画『よみがえれバナナ島』では主役級の活躍を見せた。

マイペースな女性キャラを苦手とする傾向がある(ドキンちゃんを含めるかは微妙だが、ドキンちゃんに頭が上がらないのは事実)。

ばいきんまんの印象は?



変装

いたずらをするに際して変装をすることが多い。この変装は視聴者や絵本の読者には、どれもよく見れば分かりそうなものなのばかりであるが、いかなる者達も初めはばいきんまんの変装に気づかない。これは、公式ホームページでも記載されているが、アンパンマンワールドの住人達が疑うことをしないからである。変装がばれる場合は、カツラなどが取れてしまったり、2本角やしっぽが見えてしまうことや、ばいきんまんが変装をしたキャラクターの本人が現れたり、めいけんチーズに匂いで変装を見破られることがほとんどである。また一部例外として、おむすびまんのように、すぐに変装を見破ったりするケースもあり、たまに、うっかり自分から変装を取ってしまう事もある。

名ゼリフ

ハヒフヘホー!!
うるさいうるさいうるさーい!!
騙される方が悪いのだ!!
おれさま、○○の天才!!
卑怯はおれさまの得意技!!
出たな、お邪魔虫!
みんなまとめてやっつけてやる~!!
バイバイキーン!!

※なお、これらのセリフの中には、中尾のアドリブによって出来たものもある。

バナナ島が寒冷化してしまい、当たり前だったおいしいバナナもみんなの笑顔もなくなった。
バンナ女王が泣いてしまった。そのときのばいきんまんのセリフ。
「元気出せ!
 おまえはな元気ってとこしかいいとこがないんだぞ」
「元気をなくしてどうする!?」
「まーたはじめからバナナを育てればいいじゃないか」
「おれさまなんかメカを造っても造ってもぜーんぶアンパンマンにやられるんだぞ!?」
「でも…また造るんだ!」

「おれさまは謝るのも謝られるのもきらいだ!」
「謝るなんてばっかじゃないの!
黙ってればバレやしないのに!」
悪役でないキャラクターが、ばいきんまんに悪いことをして、素直に謝ろうとしたときに返された彼の返事である。ほかにも過失によって「ごめんごめん」と詫びたアンパンマン側のキャラクターには「ごめんじゃなーい」と返している。

バイキンメカ

詳しくはバイキンメカの記事を参照。

共演した敵役・悪役のキャラクター

詳しくはそれいけ!アンパンマンの敵キャラクターの記事を参照。
(バイキン仲間)
 かびるんるんドキンちゃん、ちくりん、べろべろまん、ばいきん仙人やみるんるん
 ムシバキンマンアカキンマンアオキンマンコキンちゃん
(怪物系)
 かぜこんこんへどろまん雪鬼、恐怖のこおり鬼、なだれおに、たぬきおに
(巨人・魔人系)
 ランプの巨人(ばいきんまんが御主人の場合のみ)、すなおとこ、いわおとこ、くらやみまん
(魔王・女王系)
 氷の女王、やみの女王、砂の魔王、黒バラ女王化石の魔王
(ゴースト系)
 ホラーマン、ストローこうもり、かさおばけ、バケルくん等
(洗脳系)
 ブラックロールパンナ、オオカミおばけ、巨大化ゴミラ

誕生の経緯

ばいきんまんが登場することになったのは、やなせが『アンパンマンに“何か”が足りない』と思い悩んでいた頃、やなせの友人であり、作曲家のいずみたくが演出したミュージカル「怪傑アンパンマン」(原作の『熱血メルヘン 怪傑アンパンマン』はやなせ本人による絵物語だが、話が星新一のそれに似たややダークな物語で対象年齢はかなり高い)が上演された時に、その観客の様子を観察していたやなせが「悪役が必要だ」と思い至ったことによるものである。

ばい菌といえば、病原菌などの不潔なイメージを連想しがちなので、バイキンマンと食品モチーフのキャラであるアンパンマンとは、相容れないようなイメージがある。
しかし上述の通り、アンパンマン自身はばいきんまんのことを積極的に敵対視するようなことは決してない。

これは作者曰く

パンを作るのに使うイーストも菌の一種であり、パン作りには欠かせないもの。つまり2人は敵対しているように見えてその実、共存関係にあるのです。」

ということらしい。

つまり、アンパンマンとばいきんまんはお互い片方ずつでは存在できない。自身の顔を分け与える自己犠牲のアンパンマンに対して、ばいきんまんは自己の欲求を満たそうとするはたらきを担っている。プラスとマイナスのような存在であると言えるだろう。

関連イラスト

/明日は絶対勝つのだ!\
ハッヒフッヘホー


ロックオン
来週こそはっ!



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アンパンマン 中尾隆聖 憎めない悪役
ドキンちゃん バイキン仙人 かびるんるん ロールパンナ

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