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概要

『ぼぎわんが、来る』は、澤村伊智による日本のホラー小説。


2015年に「澤村電磁」名義『ぼぎわん』のタイトルで第22回日本ホラー小説大賞の大賞を受賞。後に改題して10月30日、澤村の小説家デビュー作として刊行された。本書に登場する霊媒師姉妹を主人公とした「比嘉姉妹シリーズ」の第1作目。


2018年12月7日、『来る』のタイトルで実写映画が公開。監督は映画『告白』や『渇き。』でおなじみの中島哲也。また2018年川本貴裕によってコミカライズされている。KADOKAWAより出版。BRIDGE COMICS、全3巻。


あらすじ(映画)

恋人の香奈との結婚式を終え、幸せな新婚生活を送る田原秀樹の会社に謎の来訪者が現れ、取り次いだ後輩に「知紗さんの件で」との伝言を残していく。知紗とは妊娠した香奈が名づけたばかりの娘の名前で、来訪者がその名を知っていたことに、秀樹は戦慄を覚える。そして来訪者が誰かわからぬまま、取り次いだ後輩が謎の死を遂げる。それから2年、秀樹の周囲で不可解な出来事が次々と起こり、不安になった秀樹は知人から強い霊感を持つ真琴を紹介してもらう。得体の知れぬ強大な力を感じた真琴は、迫り来る謎の存在にカタをつけるため、国内一の霊媒師で真琴の姉・琴子をはじめ、全国から猛者たちを次々と召集するが……。

登場人物(映画)

田原一家

田原秀樹(たはら ひでき) 演:妻夫木聡

イクメンになりたてのサラリーマン。子育てブログを書いている。


田原香奈(たはら かな) 演:黒木華

秀樹の妻。育児ノイローゼ気味。


田原知紗(たはら ちさ) 演:志田愛珠

秀樹と香奈の娘。


田原家の関係者

野崎和浩(のざき かずひろ) 演:岡田准一

オカルトライター。冷静な性格。

映画版では名前が変更されている、小説では野崎崑(のざきこん)。


津田大吾(つだ だいご) 演:青木崇高

大学民俗学を教えている准教授。秀樹の旧友。

小説では唐草大悟(からくさ だいご)。


高梨重明(たかなし しげあき) 演:太賀

秀樹の会社の後輩。秀樹への謎の訪問者を取り次いだ際、不可解な傷を負う。


除霊師

比嘉真琴(ひが まこと) 演:小松菜奈

野崎が信頼を寄せる霊能力者

髪の色をピンクに染め、パンク系のファッションに身を包んでいる。

普段はキャバクラに勤める(小説ではバーに勤めている)巫女


比嘉琴子(ひが ことこ) 演:松たか子

真琴の姉。警察本部及び政府にもコネクションがあり、日本で最強と呼ばれている霊能力者。

全国の霊媒師及び除霊師に顔が利き秀樹のために口利きを行う。


逢坂セツ子(おうさか せつこ) 演:柴田理恵

琴子に紹介された霊媒師。落ち目のタレント霊媒師。温厚な性格。

原作での名前は逢坂勢津子。


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小松菜奈(1「来る」落書き来る 比嘉姉妹琴子様

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