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キルミーベイベー

きるみーべいべー

キルミーベイベーとは、芳文社まんがタイムきららCaratで連載中の4コマ漫画作品、およびそれを原作とするアニメ作品。
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作品情報編集

作者カヅホ
フォーマット4コマ
ジャンル学園モノギャグシュール
出版社芳文社
連載誌まんがタイムきららCarat
連載開始2008年7月
単行本既刊15巻+1巻(アンソロジーファンブック)
連載状況連載中


概要編集

女子高生殺し屋ソーニャ、ソーニャにゴキブリのような生命力でつきまとう同級生やすな(と神出鬼没な忍者あぎり)の日常を描いたほのぼのとした学園バイオレンスコメディーである。

基本的に登場人物は2人、時には3人という独特の世界観が最大の特徴である。

(たまに、刺客や町の人などが登場し、4人以上になる話もある)

ジャンルとしてはシュールものに分類される。



登場人物編集

やすなちゃんああやすなちゃん

折部やすな

CV:赤﨑千夏

ソーニャ同級生バカ

ソーニャの親友を一方的に名乗っており、これ以上ないくらいつきまとっている。

ソーニャの事をおちょくりまくり、毎度のようにボコボコにされるという命知らずだが、ソーニャを気遣う一面ものぞかせる。何回か首を絞められたり、バットでボコボコにされたりしているが死なない。


どんなにソーニャにボコボコにされてもまとわりつくというバキ並のタフさを誇り、毎回と言っていい程学校に変なものを持ってくる。

お金をすぐ無駄遣いする。それについてはソーニャもツッコミをするが、やすなもたまに自称する。


ちくわ」と「ちくわぶ」という名前のを飼っている。

飼い主が飼い主なので性格はバカだが、ソーニャはそれでも怖がる。

暴走し始めるとあまりのバカさにやすなでも手がつけられなくなるため、ソーニャに怖がられるのはある意味もっともである。


センシティブな作品

ソーニャ

CV:田村睦心

金髪ツインテールと、やや短めの眉が特徴の組織の殺し屋。おそらくスラブ系と思われる。

普段は学生生活を営んでいるが上からの命令があれば迅速に仕事をこなす女の子。

冷徹で優秀な仕事人らしいが、実はゴキブリ動物(特に)と幽霊が苦手。


いつも同級生の折部やすなにまとわりつかれてはつきまとわれ、その度にボコボコにしている。

表面上やすなの友達ではないつもりでいるが、むしろ実際にはやすなにかまってくれる貴重な人物。


仕事柄なのか、気安く触られると反射的に反撃してしまう。これが原因でいろいろと損な目にあうことが多い。


不特定多数の依頼主から直接金で殺しを請け負うのではなく、何らかの組織の命令で動いており(本人は「任務」と呼んでいる)、実際の所は殺し屋というよりは諜報員や工作員に近い。


あぎりちゃんー

呉織あぎり

CV:高部あい(テレビアニメ) / 篠田みなみ(きららファンタジア)

ソーニャのお仕事的な知り合いであり、同じ学校に通っている忍者

長い髪と垂れ目半目が特徴で、神出鬼没な上に間延びしたマイペースな言動で、いまいちつかみ所の無い性格。アニメでは登場時に専用BGMがある


インチキ忍者グッズをやすなに与えたりするなどかなり怪しいが、たまに凄い忍術を見せる。一応手裏剣やブーメランを用いた戦闘もこなす。


サイドキャラクター的な立ち位置で、毎回出てくる訳ではないが呼べば出てくる。

(正確にはあぎりが「呼ばれた気がしたら」出てくる)


デフォルメ調のキャラクターデザインにもかかわらずの存在がはっきりと確認できる、作者のお気に入りキャラ。


没キャラちゃん

没キャラ

CV:釘宮理恵

その名の通り、原作開始前に没になったキャラでアホ毛八重歯三つ編みが特徴の女の子。

構想段階ではソーニャのライバルで、拳法(形意拳)を使う敵の暗殺者だった。

単行本のおまけ漫画でのみ勇姿を拝む事が出来る。作者曰く「動物の真似をするアホ」。


バカキャラやタフさなど、殆どの要素がやすなに吸収されてしまったため、どうがんばっても本編には登場できない可哀想なキャラ…のはずだったのだが、まさかのアニメ出演が決定。

もはや没ではないかと思いきや「出番が全くない事の苦痛をソーニャとやすなに思い知らせようとするも結局失敗する」という、不憫な役どころでのみ登場する上ほぼ出番がなかったりと、不憫なキャラであった。


ちなみに唯一やすなに吸収されなかったのがだったりする。くぎゅなのに。


エトセトラガール

CV:新井里美


エトセトラボーイ

CV:チョー


あぎりさん(人違い)



センシティブな作品

幼女


センシティブな作品

一斗缶モブ


TVアニメ編集


TBSMBSCBCで平成24年1月から3月にかけて放送された(BS-TBSでも約1ヶ月遅れで放送された)。全13話。

アニメーション製作はJ.C.STAFF


2023年10月にはJCOMの『アニおび』枠において再放送が実施されることとなった。


主題歌編集

オープニングテーマ

「キルミーのベイベー!」

歌 - 折部やすな(赤﨑千夏)・ソーニャ(田村睦心)

作詞 - 藤本功一

作曲/編曲 - EXPO


  • ソーニャの出身地を意識してか、イントロがロシア民謡の節回しになっている。
  • OP映像は宇宙人に連れ去られたやすなをソーニャとあぎりが救出しにUFOへ乗り込むというとてもアニメのOPでやるようなものじゃない内容となっている。
  • 非常に耳に残るハイテンションなメロディーとカオスな歌詞が「中毒性が高い」と視聴者の間で人気を集めている。
  • フルverにはやすなとソーニャの奇妙な友情を体現するかのような一文がある。

  • この曲は後に『太鼓の達人』の譜面に採用され、アニメジャンル内では最難関曲の1つに数えられている。

エンディングテーマ

「ふたりのきもちのほんとのひみつ」

歌 - 折部やすな(赤﨑千夏)・ソーニャ(田村睦心)

作詞 - 藤本功一・松前公高

作曲 - 松前公高

編曲 - EXPO


  • OPとは一転して落ち着いた曲調になっており、歌詞もどこか意味深な物になっている。
  • アニメ版エンディングの謎の踊りはキルミーダンスといい、単行本1巻の表紙裏に16コマで描かれていたイラストをアニメ化したもの。
  • 常人には到底踊れないであろうそのダンスや独特の雰囲気などからOP同様人気が高い。

キルミーダンス2 カッティング

各話一覧編集

各話には七音ー五音の語呂になっているサブタイトルがつけられている。

一見すると意味不明だが、一応その回で起こる出来事を無理やり圧縮した言葉になっている。


また、番組HPでの各話あらすじはやすなが書いたことになっているが、文章は漢字が一切使われていない幼稚なもので、全ての回で共通して

「○がつ×にち。きょうはあさおきてがっこうにいってソーニャちゃんとあそぼうとおもったらなぐられました。きょうはぜんたいてきに、(サブタイトルがそのまま入る)でした。(やすな)」

とだけ書かれている。


話数サブタイトル
キルその1いぬをしのびてさくらさく
キルその2わざぬんちゃくでくまふうせん
キルその3えすぱのろえばあめずもう
キルその4あいするすいかよがしかく
キルその5むしをまつりてうみにんぎょう
キルその6へそからくりでてるごおり
キルその7ぶんかおてだまできばせん
キルその8はまりかなでりつきささり
キルその9つりつちのこしわすれえだ
キルその10さんたつららでゆきだるむ
キルその11ふろたこもちてはつゆめし
キルその12ちょこがねむけてけがしっぷ
キルその13きるがみーしてべいべする

その他編集

エトセトラボーイ・エトセトラガール

CV:チョー新井里美

作品内で登場するモブキャラのセリフやナレーションなどは、全てこの2人が担当した。ちなみに、この作品に声を当てた人物は全編を通じて赤﨑千夏田村睦心高部あい釘宮理恵とこの2人の6人のみ。


キルコフ

アニメ版のホームページ開設以来、ニュースコーナーや公式Twitter等の更新を担当していた謎の人物。本編とは無関係。


普段は「キルミー。○○○でコフ」などと番組の宣伝などの業務を粛々と行っていたが、没キャラがアニメに登場すると「くぎゅぅぅぅ」等と書き込むなどかなりぶっ飛んだ行動もあった。

しかし2012年3月9日、Twitterに「キルミー!任務失敗は許されない。」という意味深なメッセージが書き込まれた後突然蒸発してしまったが、同年5月末に突如復活した。

ちなみにキルコフ失踪中のニュース、及びTwitter更新はあぎりが担当していた。

あぎりはTwitter上では自分はキルコフであると言い張っていた(しかしアイコンがやすなの顔からあぎりの顔に変わり、あぎりや中の人の話などがツイートされると「呼びましたか~?」等と返信するなどちゃんとキルコフを演じる気があるのかは謎だった)が、復活後のキルコフは「ツンドラの大地で休養してたでコフ」と発言し、Twitterを更新していたのが自らでなかったことを認めた。


OVA編集

放送終了後、1年半が経った2013年10月15日に発売されたアルバム「キルミーベイベー・スーパー」にOVA「ぶつぞうけがってにせはろうぃーん」が収録された。

キルミーベイベースーパーよかったね!


パロディ編集

pixivでは表紙パロが人気のようだ。

特別編の服かわええよぷりーずらぶみーキルミオベイベーナオミーベイベー


本作と表紙デザインが良く似ているゆるめいつも表紙パロが多く、本質的にパロディに向いたデザインと言える。

ちなみに、この2作品の表紙はどちらもよつばスタジオでデザインされた。


また、アニメ化後はキルミーダンスのパロディも増えつつある。

キルミーダンスのひびかなでキルミーパロかんこれべいべー

さらに作者のカヅホ氏がアイドルマスターシンデレラガールズのプレイヤーであるためか、ガンガンオンラインでモバマス4コマを描いたり、CDデビューした日野茜の中の人が折部やすな同じ人になったり、更にソーニャと一文字違いのアーニャというあだ名を持つロシアンハーフのアイドルまで存在する事からこんなネタも…

CD第4弾だー!



きららファンタジア編集

2017年12月18日、「きららファンタジア」初の期間限定イベントである「エトワリアのサンタクロース」でソーニャが先行参戦し、2018年1月の正式参戦イベント「マッシュルームベイベー」前の新キャラピックアップ召喚にてやすな・あぎりも参戦することとなった。


メインの登場人物が3人という特殊さながらも、イベントで新規実装される頻度も高く、2021年クリスマスイベント「スーパー・クリスマス・キャロル エトワリア公演」であぎり【クリスマス】が実装された事で、参戦している「キルミーベイベー」勢全員が配布キャラとして実装されるという快挙を成し遂げた。


関連イラスト編集

Baby, please kill me!なんとなく

センシティブな作品キルミーまとめ


関連タグ編集

個別編集

バカ 殺し屋 忍者 まんがタイムきららCarat 2012年冬アニメ KMB

関連作品編集

はるみねーしょん:「掲載誌が同じ」「主要人物が3人だけ」という本作と同じ共通点がある。

関連ネットスラング編集

キルミーベイベーは死んだんだ:アニメ終了後に現れたネットスラング

ライナーベイベーニコニコ動画で投稿されてる進撃の巨人とのクロスオーバーMAD作品。ライナー・ブラウン交友がある。

users入り編集

カップリング編集

やすニャ あぎ没 あぎやす あぎニャ


外部リンク編集

TVアニメ「キルミーベイベー」TBS公式サイト

「キルミーベイベー」限りなく公式HPに近いサイト

キルミーベイベー - Wikipedia

キルミーベイベー - ニコニコ大百科

作者、カヅホのpixivページ

カヅホのHP『うなどん

カヅホのTwitterカヅホ@kaduho

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