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デウス・エクス・マキナ

でうすえくすまきな

デウス・エクス・マキナとは、作劇用語のひとつ。(曖昧さ回避付き)
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曖昧さ回避

  1. ラテン語で『機械仕掛けから出てくる神』の意。本項で解説。
  2. 未来日記』の登場人物。(CV:若本規夫メイン画像の人物
  3. 魔剣X』の登場人物。
  4. 鉄のラインバレル』に登場するヒトマキナの統括者→デウスエクスマキナ
  5. SCP財団が収容するオブジェクトの1つ、SCP-2000の呼称。『SCP_Foundation』参照。

概要

演劇において、混乱に陥った局面に際し『』たる絶対者が登場し、登場人物たちの運命を決めてしまい強引に幕引きへ持っていくことを指す。

古代ギリシャの演劇では、こういうのが王道の展開であったらしい。
ギリシャの演劇は「悲劇」と「喜劇」の二種類があり、悲劇はとにかく登場人物が理不尽にひどい目にあう話が好まれていた。その流れがエスカレートしていく中で、物語上であまりにトラブルを詰め込みすぎて事件の解決を登場人物の誰もできないようになってしまい、自然に「神様が全部なんとかしてくれました」というオチをつけることが脚本家たちの間で流行したようだ。まぁ要するに物語のオチなんて別にどうでもよく、その途中での登場人物に降りかかる鬱展開を感動的に描く方がこの当時は求められていたということである。

なお、「機械仕掛けの神」という訳がしばしば見られるが、「機械仕掛け」とは、その時代の演劇において、神様が登場する際に大掛かりな舞台装置が用いられたことから。つまりエクスと合わせて「機械仕掛けによる登場」を意味しているわけで、神様の方を機械仕掛けと言っているわけではなく、演じる役者がちゃんと出てくる。イメージ的には小林幸子に近い。
語源のラテン語で表記するとdeus(神) ex(~から出てくる。英語のfromあたりに相当) machina(機械。英語のmachineに相当)であるため、機械仕掛けの神と訳すのはエクスを無視してしまうことになり厳密には誤り。エクスは英語のexportやexceptなどに使用されている接頭辞exの由来だと覚えれば間違えない…かもしれない。

存在するだけでこれまでに起きたあらゆる事象を無かったことにさえ出来るので、何の脈絡もない、安易なデウス・エクス・マキナは、起承転結を重んじる現代の作劇手法においてはご都合主義として批判を受ける。なお、古代ギリシャの時点でもアリストテレスやホラティウスのような賢人から批判されていた。
しかし、「水戸黄門」の印籠のように様式美となっている場合は爽快感を与えるし、不条理な展開を演出として用いるために、コメディなどで用いられる場合もある(爆発オチなど)。また、「ファウスト」などのように「神による救済」そのものがテーマとなっている場合もこの限りではない。
とりあえず使っておけば丸く収まるというような使い方をすれば物語そのものが陳腐化してしまう、または作者の技量不足を暗に公にしてしまう、扱いが難しい技法といえる。

そのままの意味として

先述の「機械仕掛けの神」を知ってか知らずかそのままの意味で解釈し、機械でできた神、もしくは神に等しい力を持つロボットやプログラムにこの呼び名を当てることがある。

一方、それらは本来の意味(演劇用語)に引っ掛け、敵の場合は「理不尽を体現したような超絶的な存在」、味方の場合は「閉塞した状況をぶち壊してくれる荒唐無稽なヒーロー」という意味が込められていることも多い。

主な神

(ただし本来の意味も含む)

(登場するロボットがデウスマキナと呼ばれる。ただし本来の意味も含む)
(宇宙すら滅ぼす伝説の巨神)
(事象の逆転を経て神=「真マジンガーZERO」という作品になった設定で本来の意味も含んでいる)
(ラーゼフォンから引用される形でデウス・エクス・マキナの用語が登場するが、最終的には常軌を逸した力を持つ主人公部隊そのものがそう呼ばれるようになる。本来の意味も多分に含んでいる)

関連タグ

YHVH 神様

夢オチ
鬱クラッシャーズ
黄金バット
徳川吉宗(暴れん坊将軍)
セレビィ(ポケスペ)
上条当麻(とある魔術の禁書目録特に妹達編)
トランザムバースト(機動戦士ガンダム00)
鏑木楓(TIGER&BUNNY)→楓様
初代ウルトラマン(ウルトラマン)
司波達也(魔法科高校の劣等生)
鹿目まどか/アルティメットまどか(魔法少女まどか☆マギカ)
ジェバンニ(DEATHNOTE)→ジェバンニが一晩でやってくれました
タクト(アニポケ)
キテルグマ(〃)→しまっちゃうキテルグマ

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