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ナインボール

ないんぼーる

FROM SOFTWAREのゲーム『アーマード・コア』シリーズに登場するロボット。シリーズを通して『最強』の称号を持つ伝説的存在であり、プレイヤーにとっては「みんなのトラウマ」。
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誘導

ビリヤードのルールとしてのナインボールはナインボール(ビリヤード)の項を参照。

概要

PS用ソフトとして発売された第1作目および『ACMOA』に登場。
作品世界ではアリーナのトップランカーであるレイヴンハスラー・ワン」(CV:檜山修之)が搭乗する最強クラスのACとして知られている。
赤と黒のツートンカラーに配色されたボディ、ビリヤードの9番ボールをモチーフにしたエンブレム、機体を操るハスラー・ワンの圧倒的な技量と非情なまでの冷静さなど、機体・搭乗者共に完璧な"トップランカー"として、見る者に強い印象を残していく。
しかし、パイロットのハスラー・ワンの素性を知る者は全くと言っていいほどおらず、その姿を見た者さえいないとされる。

左肩のグレネードランチャー、右肩の2連ミサイルレーザーブレードパルスライフルといったバランスの良い武装を備えており、機体そのもののアセンブルもあまり癖のないものに仕上がっている。
だが、作中に登場する他の上位ランカーと同じく、ナインボールのパーツはプレイヤーが使えるものとは仕様が異なり、アセンブルで再現できるのはあくまで外見のみにとどまっている。

初代ACでは最後の戦場となるレイヴンズネスト本部に登場。
ただでさえ戦いづらいステージ構造に悪戦苦闘するプレイヤーを尻目に空中を縦横無尽に飛び回り、連射力を超強化したパルスライフルを機関銃のごとく撃ち込んでくる姿は数多くのプレイヤーに恐怖を与えた。
更にご丁寧な事に、やっとの思いでナインボールを倒して先に進むと、さっき倒したはずのナインボールが再び目の前に現れ、行く手を阻むという展開まで用意されており、息も絶え絶えなプレイヤーに更なる混乱と絶望感を与えたであろう事は想像に難くない。

また、公式小説「アーマード・コア ザ・フェイク・イリュージョンズ」においてはカラサワムーンライトを携行し、両肩にグレネードランチャーを装備したタイプも登場。専用のサポートリグ「ダグザ」を用いて主人公であるリャノン・シードル達を苦しめた。

命名はFROM SOFTWAREの社員(当時)で企画・設定・メカデザインなどを担当した佐藤嘉一

その正体(※ネタバレ注意)

その実態はAI「ハスラー・ワン」で操作される無人兵器で、ACとは似て非なるもの。
レイヴンズネストが地下世界の秩序を脅かしかねないイレギュラーを排除するために用意した番犬・処刑人的な存在であり、秘密裏に建てられた施設で数多くの同型機が量産されている。
その驚異的な活躍も(アリーナのトップに立っている以上、ハスラー・ワン自体の性能は高いと思われるが)実際には複数の機体によって行われていたものだった。

先述した「2体のナインボール」もこういう事情があったわけだが、これらの情報は初代ACではほとんど明かされず、1作品跨いだ『ACMOA』でようやく判明する。
また、『MOA』ではシナリオ上の都合で初代よりは弱体化しているものの、ある種の不気味さを感じさせる存在感は健在で、「倒したはずのナインボールが知らぬ間にアリーナに戻っていた」「工場に陳列された大量のナインボール」などの展開・演出に恐怖を感じたプレイヤーもいる。
そして極め付けが、ナインボールですら対処できないイレギュラーが現れた際に投入される上位機種『ナインボール=セラフ』である。

オマージュ、リメイク、外部出演

プラットフォームがPSからPS2に移った後もその機体の象徴性からか、同シリーズ内で何度もオマージュやリメイクがなされている。
ACE:R』では、ACシリーズ初となる外部作品への出演も果たした。

アーマード・コア2

この時代のアリーナでは、かつてアリーナで上位の座に君臨し続けたナインボールを打ち砕く者として「ナインブレイカー」という称号がトップランカーに与えられる。
それに伴い、トップランカー「アレス」のエンブレムはナインボールを粉砕しているデザインになっている。
また、ナインボールの後継者を名乗る「ハッスルワン」というレイヴンと「エイトボール」というACが登場するが、実力は下位ランクであり、いわゆる「地雷伍長」のような下位の代表的ACの立ち位置になってしまっている。

アーマード・コア2 アナザーエイジ

未確認ACとしてナインボールが、裏ボスとしてナインボール=セラフが登場。双方共にゲーム中ではUNKNOWN(未確認機)と表記されている。
過去の機体でありながら性能が過去作品よりも強化されており、APは5桁に達している。
ナインボール=セラフが放つブレード光波の威力も5桁に達しており、APや防御力は意味を成さない。
また、ナインボールには通常のACには無いブレードの残像効果が付いている。

アーマード・コア3

「フィーンドNB」というナインボール=セラフを思わせるデザインと名前のMTが登場。
敵・味方僚機として登場し、それぞれ赤と緑のカラーバリエーションが存在する。武器はパルスガンで、設定画ではナインボールにそっくりなエンブレムが肩に描かれている。
上記「フィーンドNB」の他、『アーマード・コア3』自体が初代の世界観のオマージュであり、管理者(DOVE)の実働部隊はナインボールと似たような役割をしている。

アーマード・コア ネクサス

ナインボール自体は登場しないが、海外版ではどういうわけか最終ミッションに登場する特殊兵器(UNKNOWN)にナインボールの名が付いている。
また、REVOLUTIONディスクには対ナインボール=セラフ戦のBGM「9」のアレンジバージョンがオリジナル曲共々収録されており、ナニカサレタ人のステージで挿入される。

アーマード・コア ナインブレイカー

The Encounter World


最終トレーニングにN系作品のパーツで構成された、ナインボールのレプリカであるACが登場。元々のナインボールとは武器構成が違うものの、独自の機体として例の如く性能が強化されている。また、『ACLR』でも同一アセンの機体がVRアリーナで「ベイビーズブレス」として登場しているが、こちらは通常の性能のACとなっている。
これらの機体は初代ナインボールと比較するため「CR-C98E2 ナインボール ver.」という呼称が与えられている。

アーマード・コア フォーミュラフロント

Formula Front Extreme Battle(海外版)のパッケージに青いカラーリングの「CR-C98E2」が写されている。

アーマード・コア for Answer

カラードランクNo.9ホワイト・グリント
特殊な位置付けのACと、「9」という数字からナインボールのオマージュと思われる。しかし「イレギュラーを排除する」のではなく、「存在自体がイレギュラー」という今までとは真逆の立ち位置にある。
また、これとは別にそれまでナインボールのエンブレムとされてきた「⑨」もエンブレムパーツとして出現する。

アーマード・コア V

複数のハングドマンと主任の正体、ストーリーのEXUSIAの攻撃方法と変形機構、天使の階級名など、ナインボールと共通する点が見られる。
一部ユーザー間ではEXUSIAは第6位の天使(能天使)、ハングドマンは吊された男であるため、「6」を上下逆にすると「9」になるという考察がされている。

また、DLC兵士モデルとしてナインボール=セラフが登場している。後述しているACE:Rのデザインに近い。

アーマード・コア VERDICT DAY

未確認兵器『N-WGⅨ/v』。機体名に「9」が記されている。
ストーリーミッションでの印象ではナインボールよりもむしろホワイト・グリントのイメージが強いが、ワールドモードのボスキャラとして登場した際には高速機動形態の爆撃やブースターを切り離した分離状態の光波付き両手ブレード攻撃など、ナインボール=セラフを彷彿とさせる攻撃を行う。

また、ストーリーには直接は絡まないもののラーン・ニールセンという名前の女性キャラクターが登場しており、財団とキャロル・ドーリー(アーカイブ)がかつてのネストAIの台詞を発する。

アーマード・コア ブレイヴニューワールド

ナインボールのオマージュとしてノワールという機体が登場(後述のヴァリアブルインフィニティで登場したナインボールの限定版がノワールとなった)。
また、「ザ・フェイク~」版ナインボールと同じ武装を施したマーウォルスや、ナインボール=セラフと同じデザインの機体も存在する。

アナザーセンチュリーズエピソード:R

ナインボール=セラフが隠しボスとして登場。通称「ナインボーライザー」。
取り巻きとして、アナザーセラフも「量産型ナインボール=セラフ」名義で登場している。
特定条件で開放した限定ミッションでのみ自機として使用可能。両肩にバインダーのような追加パーツを装備しているのが特徴で、オービットによるオールレンジ攻撃やコジマ技術導入によるアサルトキャノンを搭載し、火力が強化されている。
なお、作中ではある惑星地球、あるいは地球から移民した星の一つ)から本作の舞台である惑星"エリア"に入植する際にその星の人々が持ち込んだ機動兵器であると設定されているが、パイロットは不明である。

ヴァリアブルインフィニティ

「ヴァリアブルインフィニティ(以下:VI)」は、コトブキヤから発売されているACのプラモデルの総称。ただし、VIで9番目に発売されたのはナインボールではなく「ミラージュC02-URANUS」(『アーマード・コア3』のオープニングに登場した機体)である。
これまでにNB版ナインボール、ナインボール=セラフ、PS版ナインボールの順で発売されており、エンブレムはタンポ印刷によって再現されている。
また、NB版はカラーリングをガンメタルカラーに変更したノワールVerが発売され、それがACBNWのノワールの元ネタとなった。
VIシリーズ唯一の大型商品でもあるナインボール=セラフは、模型化にあたってメカデザイナーがデザインをわざわざ新規に描き下ろしており、パーツの差し替え無しで可変機構を再現している。更に、初代ナインボールにはクリア素材で成型されたエフェクトパーツが付属する。因みに、『ACE:R』に登場したセラフはこのVI版のデザインがベースとなっている。

構成パーツ

先述した通り、ナインボールのパーツは見た目こそプレイヤーが使えるものと同じだが、性能面では完全に別物で、事実上のCPU専用パーツになっている。また、内装についての情報がない(おそらくこちらもCPU仕様だろうが)ため、プレイヤーが再現できるのはあくまで外見のみに留まる。

初代・『MOA』・『2AA』版

部位パーツ名プレイヤー仕様との差異
頭部HD-X1487
コアXCL-01
腕部AN-K1
脚部LN-1001B
ブースタB-VR-33
右腕部武装WG-XP2000弾数無限(?)・初代のみリロード時間なし
左腕部武装LS-2001
右肩武装WM-S40/2
左肩武装WC-GN230

なお、プレイヤー仕様のパーツで組むとレーダーがない状態になる。
また、ブースタとパルスライフルの兼ね合いなどから考えると、おそらくジェネレータの容量も無限だと思われる。

ACNB』版

部位パーツ名プレイヤー仕様との差異
頭部YH12-MAYFLY
コアCR-C98E2
腕部A05-LANGUR
脚部CR-LH80S2配色が特殊。プレイヤー機による再現が不可能
ブースタB05-GULL出力が段違いに強化されている
右腕部武装CR-WR93RLプレイヤー仕様では不可能な3連射が可能
左腕部武装CR-WL69LB効果音と威力が完全にとっつきのソレ
右肩武装MAGORAGA弾道がプレイヤー仕様と微妙に違う
左肩武装CR-WB78GLプレイヤー仕様では不可能な2連射が可能

また、ゲームの仕様で多用できないはずのミサイルジャマーを常時展開している。

初代・『2』・『AC2AA』までのリメイクパーツが追加されたPSP版『ACLR』では、これよりも更に元のナインボールに似せたアセンブルを構築する事ができる。

pixivでの扱い

略称がであることをネタに、⑨つながりである東方Projectチルノとコラボしたり、混ぜられたりしている。
詳しくは → ナインボール=チルノ 最強のあたい

まさかの強化案

NINEBALL RUNOUT


佐藤嘉一はかちょ名義でpixivに登録しており、オリジナルの強化版を投稿している。これ以上強化?じょ、冗談じゃ…

関連タグ

アーマード・コア
アーマードコア ACMOA AC2AA ACNB ACE:R
ハスラー・ワン ナインボール=セラフ
熾天使
 ナインボール=チルノ

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