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🎱概要

室内で行われる球技の一つ。2人対戦型の個人競技である。撞球(どうきゅう)、球撞き、玉突き、キュースポーツとも。


大きく分けて、「ポケットビリヤード」「キャロムビリヤード」「スヌーカー」の3種類が存在する。


ポケットビリヤード

「プールビリヤード」または単に「プール」とも言う。


台の四隅と長辺中央にポケットが配置されたテーブルと、番号が描かれた的球、番号が描かれていない手球を用いる。キューで手球を撞いて的球に当て、的球をポケットに落としていくことを目的とする。欧米のほか、日本、台湾フィリピンなどで盛んに行われており、日本で単に「ビリヤード」といえば、一般にポケットビリヤードを指す。


手球は1個を全てのプレイヤーが共用する。的球は最大15個。的球の初期配置は、予め決められた場所に菱形(9個の場合)または正三角形(10個または15個の場合)に密集させて配置する。先攻のプレイヤーが手球を的球の密集に当てて密集をバラバラにする「ブレイクショット」からゲームが始まる。


様々なルールが存在するが、日本においては、①〜⑨の番号がついたカラーボールを手球を使って1から順にポケットに落としていき、最終的にのボールをポケットに落とした人が勝ちという「ナインボール」が特に有名である。単純なだけに奥が深い。その他の種目としては、エイトボール、テンボール、14-1(ストレートプール)、ローテーション、ボウラード等がある。


ちなみに、当項の見出しにも使われているビリヤードを表す絵文字🎱は、一般にポケットビリヤードの8号球として表示される。


キャロムビリヤード

「フレンチビリヤード」とも言う。


ポケットのないテーブルと、番号が描かれていない赤色の的球1個または2個、同じく番号が描かれていない白色または黄色の手球(プレイヤー1人につき1個)2個を用いる。テーブル上に存在する球の数は3つまたは4つである。キューで自分の手球を撞き、一定のルールに従って自分の手球を2個以上の別の球に当てることを目的とする。欧米の他、韓国ベトナムなどで盛んに行われており、米国や韓国で単に「ビリヤード(またはビリヤードに相当する現地語)」といえば、一般にキャロムビリヤードを指す(米国でポケットビリヤードを指す言葉は「プール」である)。


ポケットビリヤードに様々なルールが存在するのと同様、キャロムビリヤードにも様々なルールが存在する。キャロムビリヤードの種目としては、四つ球、ボークライン(カードル)、スリークッション、バンドゲーム(ワンクッション)などがある。


スヌーカー

台の四隅と長辺中央にポケットが配置された大きなテーブルと、ポケットビリヤードやキャロムビリヤードに比べて一回り小さい球を用いる。球は合計22個あり、その内訳は赤球15個・カラーボール(黃・緑・茶・青・桃・黒)合計6個・白球(全プレイヤー共用の手球)である。球に番号は書かれていない。キューで手球を撞いて的球に当て、15個ある赤球とカラーボールを交互にポケットに落としていくのが基本的な進行手順である。カラーボールはポケットに落とすとテーブル上に戻されるが、赤球をポケットに落とすとゲーム中はテーブル上に戻されない。


イギリスや旧イギリス植民地、中国本土、香港タイなどで盛んに行われている。


注意事項

プロがよくジャンプボールやマッセ(通常ありえない軌道を描かせることを目的として、キューをほぼ垂直に近い角度に立てて手球を撞くこと)を行うパフォーマンスを見せる場合があるが、実際に店のビリヤード台で行うと台を傷めたり、他者に危害が及ぶ可能性があるため、パフォーマンスを禁止している事も多い。


ビリヤードを武器・戦法にしているキャラクター



関連イラスト

【落書き】びりやーど。センシティブな作品

食い込みショットセンシティブな作品


関連タグ

ビリヤードプレイヤー プールシューター

ナインボール(ビリヤード)

玉突き


ハスラー:ビリヤードを題材にした映画。

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